「コップ一杯の戦争」 小松左京・・・短編集
「詩羽のいる街」 山本 弘
「シューマンの指」 奥泉 光
「折れた竜骨」 米澤穂信
「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎
「チルドレン」 伊坂幸太郎
年末からなかなか面白い本に出会えて結構ラッキーです。
でも「シューマンの指」は半分ほどで挫折しています。
シューマンの話ばっかり出てくるんです。
で、ちょっと話が専門的で、その良さがわからんのですわ。
なんか事件が起こりそうなのに、なかなか起こらないのでやめました。
「折れた竜骨」はファンタジー形式のミステリーで、児童文学と言ってもいいのではないかという気もしました。
途中、守り人シリーズのバルサを思い出す部分もありました。
「折れた竜骨」の意味が最後にわかります。さくさくっと読めました。
「詩羽のいる街」は、「あたしって触媒なんですよ。人生を変えるたけの化学反応を助けてるだけ」と言う主人公の女の子がとても魅力的。
こういう人が近くにいたら絶対に友達になりたい。
いい話でした。
伊坂幸太郎の2作品は、sonが「おかんやったら、伊坂幸太郎好きやと思うわ」というので、とりあえず読みました。
なるほど、とても私好みのキャラクター揃いで満足しました。
例えば、「チルドレン」に出てくる、トラブルメーカーなんだけれどその強烈な個性が何とも言えない陣内。
彼が友達の永瀬と優子に、彼女(レンタルビデオ屋の店員)に告白をするからその現場を見にくるべきだなと言って呼び出した時の会話。「彼女が、『ご返却は?』って訊ねてきたら『明日で』と俺は答えるわけだ。『一週間のレンタルでよろしいですか?』だったら『お願いします』とね。ツーと言えばカーという仲だな。流れるような会話だよ」
でも決して笑えるだけの話ではないのです。
引き続き伊坂幸太郎を読もうと借りてきたのですが、予約が殺到していますという宮部みゆきの「おまえさん」の順番が同時に回ってきたので、こちらから読みます。
「詩羽のいる街」 山本 弘
「シューマンの指」 奥泉 光
「折れた竜骨」 米澤穂信
「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎
「チルドレン」 伊坂幸太郎
年末からなかなか面白い本に出会えて結構ラッキーです。
でも「シューマンの指」は半分ほどで挫折しています。
シューマンの話ばっかり出てくるんです。
で、ちょっと話が専門的で、その良さがわからんのですわ。
なんか事件が起こりそうなのに、なかなか起こらないのでやめました。
「折れた竜骨」はファンタジー形式のミステリーで、児童文学と言ってもいいのではないかという気もしました。
途中、守り人シリーズのバルサを思い出す部分もありました。
「折れた竜骨」の意味が最後にわかります。さくさくっと読めました。
「詩羽のいる街」は、「あたしって触媒なんですよ。人生を変えるたけの化学反応を助けてるだけ」と言う主人公の女の子がとても魅力的。
こういう人が近くにいたら絶対に友達になりたい。
いい話でした。
伊坂幸太郎の2作品は、sonが「おかんやったら、伊坂幸太郎好きやと思うわ」というので、とりあえず読みました。
なるほど、とても私好みのキャラクター揃いで満足しました。
例えば、「チルドレン」に出てくる、トラブルメーカーなんだけれどその強烈な個性が何とも言えない陣内。
彼が友達の永瀬と優子に、彼女(レンタルビデオ屋の店員)に告白をするからその現場を見にくるべきだなと言って呼び出した時の会話。「彼女が、『ご返却は?』って訊ねてきたら『明日で』と俺は答えるわけだ。『一週間のレンタルでよろしいですか?』だったら『お願いします』とね。ツーと言えばカーという仲だな。流れるような会話だよ」
でも決して笑えるだけの話ではないのです。
引き続き伊坂幸太郎を読もうと借りてきたのですが、予約が殺到していますという宮部みゆきの「おまえさん」の順番が同時に回ってきたので、こちらから読みます。
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