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伊東 潤 「巨鯨の海」

和歌山太地の「鯨組」の話です。
全部で6編あるどの話にも「組織捕鯨」の様子と漁師たちの暮らしが描かれていますが、どの1篇をとっても、ずっしりとした重みのある内容でした。
最後に描かれていた大遭難事件は、歴史的事実のようです。
「太地がそんな場所であったことを、伊東さんの小説を読むまでは知らなかった)林真理子:解説」とありましたが、私もそうでした。
捕鯨によってなりたっていた太地で生きていくという事。
鯨の習性なんかもよくわかって、だからこそ、太地の人々のことが深く深く心に残りました。

読んでよかったです。

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