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阿部 龍太郎 「等伯」上・下

「天下一の絵師をめざして京に上り、戦国の世でたび重なる悲劇に見舞われながらも、己の道を信じた長谷川等伯の一代記を描く傑作長編。」
葉室麟の「乾山晩愁」繋がりで、等伯を読んでみました。
能登の武家に生まれ、絵仏師の長谷川家の養子となった信春(等伯)の苦労の数々が上下巻ともに溢れています。
読み終えて、等伯って生きるのが下手というか、どちらかというとあまりぱっとしない印象を受けましたが、そういうところが人間臭くていいのかもしれません。
信長、秀吉、三成という時代のせいでもあるのか、利休のこととかも面白かったのですが、色々なことがありすぎて盛りだくさんで、若干しんどかったです。
同じ時代を狩野永徳が生きていて、狩野家には狩野家の大変さがあり、その確執からくるラストは一気に読みました。
絵のことはさっぱりわからないし見る目も全然ない私。
長谷川派ってその後どうなったのかなとちょっと気になりました。


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