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なんやかんや
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大島真寿美「水の繭」

両親が離婚し、双子の兄とも離れ離れになり、やがて父も死んでしまってぽっかり空洞を抱えたとうこ。
そこへ転がり込んできた従妹の瑠璃。
不思議な存在感を持つ遊子さん。
家出を繰り返す瑠璃の言葉が印象的だった。
「楽しいことは自分でさがす。楽しいところへ自分で移動する」
「絶対楽しいなんてむちゃを言ったらそりゃだめだよ。ちょっとでも楽しいっていうのをいちいち確かめるんだよ」

それぞれの再生の物語。なかなかよかったです。こういう書き方の感じ、結構好きなタイプです。

パトリック・ネス「怪物はささやく」

主人公のコナーは13歳の少年。両親は離婚し母親と2人暮らしで、母親は重い病気に侵され、日に日に悪化している。
ある日の真夜中に少年の前に現れた木の怪物。
今を認めるとはどういうことか、コナーは第4の物語で真実を語れるのか。
人間は矛盾した生き物。善と悪を同時に持ち合わせた生き物なのだ。
これはYA作品というそうです。読み応えのある一冊でした。



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