百田 尚樹 「夢を売る男」
出版社と筆者が資金をだしあって出版するジョイントプレス。
丸栄出版の編集者・牛河原勘の巧みな話術によって、被害者?である著者達が次々と、自分の書いたものがどれだけすごいか、自分にどれだけすごい才能があるのかと思わされ、ぽーんと高いお金を出してしまう。
しかし、牛河原には、著者に夢を売っているという強い自負がある。
被害者?たちのキャラクターも笑える。
なんでそんなに簡単に乗せられるん?と思うほど、あっという間に牛河原の口車に乗ってしまう。
牛河原の毒舌とともに、そのあたりも結構笑えました(^▽^)y
「世界中のインターネットのブログで、一番多く使われている言語は日本語なんだぜ」
ほー そうだったのか。
出版と言うと思いだすのですが、かつて五○○であちこちに応募していたころ、とある所から「あなたの作品はすばらしいです。出版しませんか?」という案内をもらったことがある。
勿論無視しましたが、その時私は、もしも私の作品集がめちゃ売れて超有名になってテレビに出たりとかして、で、そこで、実は詩歌についてはなーんの知識もない大バカ者だということがばれたら責任とってくれるんかい、とか思ってました(^▽^)y
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