大澤 在昌「氷の森」
ハードボイルド・ミステリー
「私立探偵緒方の敵は、罪の意識を一切感じないで他人の弱みを握り、野望達成へと突き進む特異な犯罪者だった。ヤクザすら自在に操り、平然と殺人を犯しながら姿を見せようとしない”冷血”な男との闘いに、緒方も血だらけになって挑む・・・」
と裏表紙に書いてありましたが、実際に緒方と男とを”直接会わせる”ことなくその恐怖を描いています。
なので作品はドロドロしたものではなく、意外にさっぱりした印象を受けましたが、面白かったです。
じわじわと心の奥底に入り込んでくる恐怖、うう、、、怖い。
緒方の親友で、相手の運命がわかってしまうという能力を持った野島も、自分自身と懸命に闘っているのだなと思うと、ああ、あれやこれやとすぐに喚く自分の小ささよ。
ハードボイルド・ミステリー
「私立探偵緒方の敵は、罪の意識を一切感じないで他人の弱みを握り、野望達成へと突き進む特異な犯罪者だった。ヤクザすら自在に操り、平然と殺人を犯しながら姿を見せようとしない”冷血”な男との闘いに、緒方も血だらけになって挑む・・・」
と裏表紙に書いてありましたが、実際に緒方と男とを”直接会わせる”ことなくその恐怖を描いています。
なので作品はドロドロしたものではなく、意外にさっぱりした印象を受けましたが、面白かったです。
じわじわと心の奥底に入り込んでくる恐怖、うう、、、怖い。
緒方の親友で、相手の運命がわかってしまうという能力を持った野島も、自分自身と懸命に闘っているのだなと思うと、ああ、あれやこれやとすぐに喚く自分の小ささよ。
PR
Comment