「少女」 湊 かなえ
「掏摸」 中村 文則
「蜩ノ記」 葉室 麟
「ねにもつタイプ」 岸本 佐知子
いやあ、「蜩ノ記」、よかったです。
第146回直木賞作品。
前に宮部みゆきの「おまえさん」の上巻を読んでいる時に、私って時代小説好きだよなと感じていたのですが、「蜩ノ記」を読んで、やっぱり大好きと思いました。
面白い本っていうのは、最初の50ページまでで決まる!とも思いました。
この本でも、最初の50ページに、奥祐筆を務める庄三郎がとても些細なことで親友ともめてしまい、切腹になっても仕方ないところ、ある命を受けて出かけるところから始まるのですが、その些細なもめごとの部分が本当に些細なことで、その過程にいちいち納得しながら読めてしまうのです。
そして、最後の方では何度も大泣き。
若干、できすぎな源吉だとは思いましたが、その分、泣けます。
昨日、夜中の1時前までかかって読み終えてしまいました。
「掏摸」 中村 文則
冒頭、掏摸のシーンから入るのですが、もうドキドキしながら読みました。
掏摸の動きそのものは読んでいてももひとつ上手に想像できなかったのですが、とにかく、ついつい手に汗握ってしまうのです。
途中から、ものすごい悪いヤツが出てきて結構重い話になっていくのですが、印象に残る作品でした。
「ねにもつタイプ」 岸本 佐知子
これは「ネにもつタイプ」というタイトルで書いた文章を一つにまとめたものです。
始めの方は、それほどでも・・・と思っていたのですが、後半からは結構ツボにはまって笑えました。
小説を書いている知り合いが、自分のことを、妄想するのが大好き、と言ってたのですが、この岸本佐知子さんと言う人もそのタイプで、文章力のある人は妄想力のある人なのだと納得してしまいました。
「少女」 湊 かなえ
これは、私には もひとつ でした。
「掏摸」 中村 文則
「蜩ノ記」 葉室 麟
「ねにもつタイプ」 岸本 佐知子
いやあ、「蜩ノ記」、よかったです。
第146回直木賞作品。
前に宮部みゆきの「おまえさん」の上巻を読んでいる時に、私って時代小説好きだよなと感じていたのですが、「蜩ノ記」を読んで、やっぱり大好きと思いました。
面白い本っていうのは、最初の50ページまでで決まる!とも思いました。
この本でも、最初の50ページに、奥祐筆を務める庄三郎がとても些細なことで親友ともめてしまい、切腹になっても仕方ないところ、ある命を受けて出かけるところから始まるのですが、その些細なもめごとの部分が本当に些細なことで、その過程にいちいち納得しながら読めてしまうのです。
そして、最後の方では何度も大泣き。
若干、できすぎな源吉だとは思いましたが、その分、泣けます。
昨日、夜中の1時前までかかって読み終えてしまいました。
「掏摸」 中村 文則
冒頭、掏摸のシーンから入るのですが、もうドキドキしながら読みました。
掏摸の動きそのものは読んでいてももひとつ上手に想像できなかったのですが、とにかく、ついつい手に汗握ってしまうのです。
途中から、ものすごい悪いヤツが出てきて結構重い話になっていくのですが、印象に残る作品でした。
「ねにもつタイプ」 岸本 佐知子
これは「ネにもつタイプ」というタイトルで書いた文章を一つにまとめたものです。
始めの方は、それほどでも・・・と思っていたのですが、後半からは結構ツボにはまって笑えました。
小説を書いている知り合いが、自分のことを、妄想するのが大好き、と言ってたのですが、この岸本佐知子さんと言う人もそのタイプで、文章力のある人は妄想力のある人なのだと納得してしまいました。
「少女」 湊 かなえ
これは、私には もひとつ でした。
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