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なんやかんや
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貫井 徳郎 「壁の男」

「ある北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。
その、決して上手ではないが、鮮やかで力強い絵を描き続けている寡黙な男、
伊苅(いかり)に、ノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが……。
彼はなぜ、笑われても笑われても、絵を描き続けるのか?」

とても印象に残る作品でした。
どちらかと言うと地味な感じなのに、どんどん読んでしまいました。
ちょっとずつ、何かがわかっていくのです。
その構成がとてもよかった。
ラストにこんな衝撃が用意されているとは思いもしませんでした。
なんでラスト辺りにこの話なんだろう、と思いながら読んでいたからです。
これは新聞で紹介されていた作品でした。
読んでよかったです。
それにしても、いったいどんな絵だったのかなあ、そこまで下手と思われる絵って(笑)






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