三浦しをん「風が強く吹いている」
若者たちが頑張って箱根駅伝を目指す物語、と言えばまあ大体予想はつく内容ですが、面白かったです。
できすぎと言えばできすぎの展開とは言え、10人のキャラクターの設定もものすごく考えられているし、しをんさんの明るさがうまく出ていて読んでいて本当に楽しかったです。
で、勿論、最後は泣きました(笑)
「仏果を得ず」の時もそうでしたが、この本を読んだ後、箱根駅伝を見る時はもっと真剣に見ようって思いました。
お仕事が暇で事務所に誰もいないとこっそり読書に励むことができる、これは今の事務所で働く上での大きな利点です。ばれたら困るけど。
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