佐藤賢一「王妃の離婚」
15世紀末フランス。時の権力者ルイ12世の離婚申立てに、王妃ジャンヌ・ドゥ・フランスは徹底抗戦の構えを示す。
王の思惑通りに進むかと思われた裁判は、ルイ11世に人生の奈落の底に突き落とされた苦い過去を持つフランソワが立ち上がり・・・
離婚申し立ての理由は「醜女」だからという、とんでもない理由なんですが、この王妃は凛とした態度を見せる女性として描かれています。
離婚はキリスト教の教えに従って認められないけれども、交わりを持っていないなら夫婦でないのだから離婚して当然だろう、と言うのです。
とまあこういう内容なので、結構立ち入った言葉も頻繁に出てきてビックリでしたが、印象的な作品でした。
それにしても、ルイ12世ってホントつまらん男でしたわい。
15世紀末フランス。時の権力者ルイ12世の離婚申立てに、王妃ジャンヌ・ドゥ・フランスは徹底抗戦の構えを示す。
王の思惑通りに進むかと思われた裁判は、ルイ11世に人生の奈落の底に突き落とされた苦い過去を持つフランソワが立ち上がり・・・
離婚申し立ての理由は「醜女」だからという、とんでもない理由なんですが、この王妃は凛とした態度を見せる女性として描かれています。
離婚はキリスト教の教えに従って認められないけれども、交わりを持っていないなら夫婦でないのだから離婚して当然だろう、と言うのです。
とまあこういう内容なので、結構立ち入った言葉も頻繁に出てきてビックリでしたが、印象的な作品でした。
それにしても、ルイ12世ってホントつまらん男でしたわい。
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