高校の同級生に熊谷君という男子がいた。
彼のお父さんは有名な棋士だったけれど(確か八段)、まだお若いうちに亡くなられた。
告別式に行った記憶がある。
大学を卒業してしばらくして行われた高校の同窓会で久しぶりに彼に会った時、前日に男の子が生まれたと聞いた。
で、年賀状にその子の写真が貼ってあった。
この子が同窓会の前日に生まれた達也です、みたいなことが書いてあったように思う。
というわけで某ブログで見かけた熊谷達也という名前に惹かれて読んでみた「邂逅の森」。
マタギの話でした。
いやあ、ものすごくいい本でした。
山の獣(クマ)との闘い、自然との闘い、山を下りた時の人とのあれこれ、時代の流れなど、どのページを読んでも飽きることなく引き込まれました。
「マタギたちは山の神様の声や息づかいをきくためには、人間もそれ相応の心がまえがいると信じている」
厳しい生き方でした。
ラストも迫力がありました。
大分前に読んだのは、伊坂幸太郎の「砂漠」
長男に借りた本ですが、これもなかなか印象的な伊坂ワールド、5人の大学生達の物語です。
西島(だったかなあ)の存在感がすごい。
こんなやつ、おらんような、おるような、普通ならもっと変人扱いされるんと違うんかなあとか思うような人物像ですが、彼がすごいんです。
遊びの要素をうまく使い、これもラストがよかったです。
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彼のお父さんは有名な棋士だったけれど(確か八段)、まだお若いうちに亡くなられた。
告別式に行った記憶がある。
大学を卒業してしばらくして行われた高校の同窓会で久しぶりに彼に会った時、前日に男の子が生まれたと聞いた。
で、年賀状にその子の写真が貼ってあった。
この子が同窓会の前日に生まれた達也です、みたいなことが書いてあったように思う。
というわけで某ブログで見かけた熊谷達也という名前に惹かれて読んでみた「邂逅の森」。
マタギの話でした。
いやあ、ものすごくいい本でした。
山の獣(クマ)との闘い、自然との闘い、山を下りた時の人とのあれこれ、時代の流れなど、どのページを読んでも飽きることなく引き込まれました。
「マタギたちは山の神様の声や息づかいをきくためには、人間もそれ相応の心がまえがいると信じている」
厳しい生き方でした。
ラストも迫力がありました。
大分前に読んだのは、伊坂幸太郎の「砂漠」
長男に借りた本ですが、これもなかなか印象的な伊坂ワールド、5人の大学生達の物語です。
西島(だったかなあ)の存在感がすごい。
こんなやつ、おらんような、おるような、普通ならもっと変人扱いされるんと違うんかなあとか思うような人物像ですが、彼がすごいんです。
遊びの要素をうまく使い、これもラストがよかったです。
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