多分、明日読み終える・・・本。
荻原 浩 「オイアウエ漂流記」
南太平洋の上空で小型旅客機が遭難、流されたのは・・・無人島?
生存者は出張中のサラリーマンと取引先の御曹司、成田離婚直前の新婚夫婦、ボケかけたおじいちゃんと孫の少年、そして身元不明な外国人・・・・
おるおる、こういうバカな上司、とか、どこまでアホやねん、この御曹司、とか思う箇所がたくさんあるのですが、荻原さんの視線は決して冷酷ではありません。
やさしいのです。
嫌ーな個性を嫌だけにとどめず、うまく生かしていて、あたたかさを醸し出しています。
無人島で何とか火を起こそうとする部分とか、ウミガメを自分たちの食糧にする部分とか、海でウン○した後どうすればウォッシュレットが使えるかの話とか、、印象に残るシーンがいっぱい。
図書館でただでもらってきた本で、もう3週間近くかけて読んでいますが、普通に読んだらさくさくっと読めると思います。
なかなか面白い本です。
図書館から「あなたの予約の順番が回ってきましたよー」というメールがきたので、慌ててピッチを上げて読んでおります。
何の本借りたんだったっけなあ?
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