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中島 京子 「妻が椎茸だったころ」

薄いのを借りようと思って見つけた作品。
何これ?このタイトル?

ちょこっと言葉を足したり変えたりしたら川柳になりそう、なんて思ってしまった。
ひとつめの作品を読み終えたところで、こういう作品集だったのかと納得、俄然、意欲が出てきました。
表題作は3つ目。
読み終えても、何これ?という思いが強まっただけです。
でも、なんだかおもしろい。
亡くなった妻のレシピノートに「もし、私が過去にタイムスリップして、どこかの時代にいけるなら、私は私が椎茸だったころに戻りたいと思う」と書いてあって、読んだ夫は?となります。
読んだ人もみんな?になると思います。
夫が、固いままの干し椎茸をそのまま醤油と砂糖で煮込んで焦がし、その焦げを取るためにたまたまその鍋に水を入れておいたら、暫くして椎茸が戻った、その時、「おまえたち、戻ったのか!」と叫ぶあたり、笑えました。
「ラフレシアナ」という作品も、なんだか妙に怖くて妙におかしくて、印象に残りました。
↑ この花、検索したら見たことのある花でしたが、このお話によく合うなーと思いました。


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