北村 薫 「八月の六日間」
おもしろい本は1ページ目からおもしろい。
ある女性編集者が、何かあるたびに山に登るのです。
日帰りのハイキングではなく、何日かかけてする登山で、荷物の準備とか、山での宿泊とか、登山中の食べ物とか、それらの一つ一つが新鮮で面白かったです。
読み終えて、私も山に登って自然に圧倒されたいってすごく思いました。
話の中に昔のことがいくつか出てきます。
全部いい話なんですが、中でもプッチンプリンのエピソード、じーんとしました。
原田 マハ 「暗幕のゲルニカ」
「ピカソが愛人ドラ・マールと暮らす大戦前夜のパリ、ピカソを追いかける瑤子が生きる現代を交錯させながら、絵画の持つ力に迫っていく美術小説」
ゲルニカ誕生の頃と、9.11頃のアメリカとを行ったり来たりしてよむ構成になっており、ラストで二つの時代が少し絡み合います。
ピカソのことはドラの視点から書かれているので、彼女の苦悩とかはわかりましたが、ピカソ自身のことはあまりわかりません。
テロリストの登場にはビックリ、繰り返しが少し多いような印象もうけましたが、面白かったです。
一つだけ、315ページの「真筆」「真作」が気になりました。
おもしろい本は1ページ目からおもしろい。
ある女性編集者が、何かあるたびに山に登るのです。
日帰りのハイキングではなく、何日かかけてする登山で、荷物の準備とか、山での宿泊とか、登山中の食べ物とか、それらの一つ一つが新鮮で面白かったです。
読み終えて、私も山に登って自然に圧倒されたいってすごく思いました。
話の中に昔のことがいくつか出てきます。
全部いい話なんですが、中でもプッチンプリンのエピソード、じーんとしました。
原田 マハ 「暗幕のゲルニカ」
「ピカソが愛人ドラ・マールと暮らす大戦前夜のパリ、ピカソを追いかける瑤子が生きる現代を交錯させながら、絵画の持つ力に迫っていく美術小説」
ゲルニカ誕生の頃と、9.11頃のアメリカとを行ったり来たりしてよむ構成になっており、ラストで二つの時代が少し絡み合います。
ピカソのことはドラの視点から書かれているので、彼女の苦悩とかはわかりましたが、ピカソ自身のことはあまりわかりません。
テロリストの登場にはビックリ、繰り返しが少し多いような印象もうけましたが、面白かったです。
一つだけ、315ページの「真筆」「真作」が気になりました。
PR
Comment