「スーツケースの半分は」を読んですっかりファンになってしまった近藤史恵さんの作品を選びました。
近藤 史恵 「サクリファイス」
面白かったです。
「サクリファイス」は何ていう意味だったかなあと思いつつ、思い出せないままに読んだのですが、それでよかったです。
知っていたら、また感動も違ったかもしれません。
自転車のロードレースの話で、私はどんな競技なのか全く知らずに読みましたが、すごい世界だなあと少しわかるようになり、ちょっと見に行って見たいなあと思いました。
下りで時速70キロとか80キロとか書いてあるのを見たら、もうそれだけで恐怖心マックスになって、決してやってみたいとは思いませんでしたが。
読んでいる内に、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を思い出し、あれも面白かったよなあと浸ったりもしました。(この時は、走ってみたいと思いました)
1ページ目で、えっ、何?と思わされ、その後も何となく地味と言うか、楽しい、スカッとする、という雰囲気ではないのにぐんぐん引き込まれ、驚きのラストでは、そこまでするか、とは思ったのですが、その思いの深さには唸るものもあったし、主人公の白石がそれをきちんと受け止めていたし、一気に読むことができました。
近藤 史恵 「サクリファイス」
面白かったです。
「サクリファイス」は何ていう意味だったかなあと思いつつ、思い出せないままに読んだのですが、それでよかったです。
知っていたら、また感動も違ったかもしれません。
自転車のロードレースの話で、私はどんな競技なのか全く知らずに読みましたが、すごい世界だなあと少しわかるようになり、ちょっと見に行って見たいなあと思いました。
下りで時速70キロとか80キロとか書いてあるのを見たら、もうそれだけで恐怖心マックスになって、決してやってみたいとは思いませんでしたが。
読んでいる内に、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を思い出し、あれも面白かったよなあと浸ったりもしました。(この時は、走ってみたいと思いました)
1ページ目で、えっ、何?と思わされ、その後も何となく地味と言うか、楽しい、スカッとする、という雰囲気ではないのにぐんぐん引き込まれ、驚きのラストでは、そこまでするか、とは思ったのですが、その思いの深さには唸るものもあったし、主人公の白石がそれをきちんと受け止めていたし、一気に読むことができました。
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