樋口 有介 「亀と観覧車」
「ホテルの清掃員をしながら夜間高校に通う三代川涼子(みよかわすずこ)は、失職した父親と鬱病の母親とともに、古いアパートで生活保護を受けて暮らしている。同級生の誘いで高級クラブを訪れた涼子は、学園ミステリー作家の南馬(なんま)潤一郎に出逢い、その言動に興味を抱く。翌朝、二日酔いで目覚めた涼子はポケットの名刺と現金に気付き、思いがけない事態に直面する。母親が父親を刺殺し、部屋で平然とテレビを見ていたのだ。。。」
だいぶん前に読みました。
不思議で変な話でした。
好きか嫌いかと言われたら、好きではないけれど嫌いというわけでもない、みたいな感じです。
普通に考えたらどん詰まり状態だろうに、作品そのものにはどん詰まり感は漂っておらず、あるのは、え?だけ、みたいな。
え?
え?
でも、南馬はよかった。
涼子と南馬との出会いも、その後のことも相変わらず変なのに、南馬の存在感がそれらを吹き飛ばしていて、そこが面白かったです。
「ホテルの清掃員をしながら夜間高校に通う三代川涼子(みよかわすずこ)は、失職した父親と鬱病の母親とともに、古いアパートで生活保護を受けて暮らしている。同級生の誘いで高級クラブを訪れた涼子は、学園ミステリー作家の南馬(なんま)潤一郎に出逢い、その言動に興味を抱く。翌朝、二日酔いで目覚めた涼子はポケットの名刺と現金に気付き、思いがけない事態に直面する。母親が父親を刺殺し、部屋で平然とテレビを見ていたのだ。。。」
だいぶん前に読みました。
不思議で変な話でした。
好きか嫌いかと言われたら、好きではないけれど嫌いというわけでもない、みたいな感じです。
普通に考えたらどん詰まり状態だろうに、作品そのものにはどん詰まり感は漂っておらず、あるのは、え?だけ、みたいな。
え?
え?
でも、南馬はよかった。
涼子と南馬との出会いも、その後のことも相変わらず変なのに、南馬の存在感がそれらを吹き飛ばしていて、そこが面白かったです。