荻原 浩 「冷蔵庫を抱きしめて」
ちょっと前に読みました。
適当に借りてきたのが、またまた短編でした。
最近、短編を手にする率がとっても高いような気がします。
「新婚旅行から戻って、はじめて夫との食の嗜好の違いに気づき、しかしなんとか自分の料理を食べさせようと苦悶する中で、摂食障害の症状が出てきてしまう女性を描いた表題作他、DV男ばかり好きになる女性、マスクなしでは人前に出られなくなった男性など、シニカルにクールに、現代人を心の闇から解放する荻原浩の真骨頂。」
借りてきたのは単行本で、その表紙の絵は、私には一見怖かったんですが、とは言え、有る意味、怖いと言えば怖いのですが、ホラーではないです。
今思うと、「世にも奇妙な物語」っぽい気もします。
ちょっとした「病気」になり始めている色々な人が、何とか立ち直りかける、そんな話の集まりです。
表題作よりは、「マスク」とか「それは言わない約束でしょう」とかがいいなと思いました。
「それは言わない約束でしょう」は、知らず知らず本音がポロポロ出てきてピンチに陥る人の話なんですが、ラストのようになれたら、ストレスから解消されそうですね。
一番はじめの「ヒット・アンド・アウェイ」も私の好みで、夫に隠れてボクシングの練習に打ち込む一人の母親は。。。
へっへっへっ・・
それにしても、「オロロ畑でつかまえて」さえもまだ読んでいないので、頑張らねば。
ちょっと前に読みました。
適当に借りてきたのが、またまた短編でした。
最近、短編を手にする率がとっても高いような気がします。
「新婚旅行から戻って、はじめて夫との食の嗜好の違いに気づき、しかしなんとか自分の料理を食べさせようと苦悶する中で、摂食障害の症状が出てきてしまう女性を描いた表題作他、DV男ばかり好きになる女性、マスクなしでは人前に出られなくなった男性など、シニカルにクールに、現代人を心の闇から解放する荻原浩の真骨頂。」
借りてきたのは単行本で、その表紙の絵は、私には一見怖かったんですが、とは言え、有る意味、怖いと言えば怖いのですが、ホラーではないです。
今思うと、「世にも奇妙な物語」っぽい気もします。
ちょっとした「病気」になり始めている色々な人が、何とか立ち直りかける、そんな話の集まりです。
表題作よりは、「マスク」とか「それは言わない約束でしょう」とかがいいなと思いました。
「それは言わない約束でしょう」は、知らず知らず本音がポロポロ出てきてピンチに陥る人の話なんですが、ラストのようになれたら、ストレスから解消されそうですね。
一番はじめの「ヒット・アンド・アウェイ」も私の好みで、夫に隠れてボクシングの練習に打ち込む一人の母親は。。。
へっへっへっ・・
それにしても、「オロロ畑でつかまえて」さえもまだ読んでいないので、頑張らねば。
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