伊坂幸太郎 「死神の浮力」
↓ 以下抜粋
一年前、一人の少女が殺された。犯人として逮捕されたのは近所にすむ27歳の男性・本城崇。彼は証拠不十分により一審で無罪判決を受けるが、被害者の両親、山野辺夫妻は、彼が犯人だということを知っていた・・・・・人生をかけて娘の敵を討つ決心をした山野辺夫妻の前に、死神の千葉が現れる。。。。。
死神の千葉は対象の人間を七日間調査し、その死について可否の判定をくだすことが仕事。
ほとんどが「可」だけれど、たまに「見送り」になって、対象者は生き続けることがある。
犯人の本城にも別の死神が接触していたので、こちらもどうなるのか、と気になる展開だった。
犯人・本城の担当の死神が出した判定もぞくっとしたけれど、本城のラストにはさらにぞくっとさせられた。
いや、伊坂さん、ほんとすごい。
なつみ饅頭のエピソードが後半でまた出てきた時、心がほっとした。
読み終えてじわっと泣けてきた小説だった。
伊坂さんの作品に出てくる女性がいつも、なんかいいなと思う。
「・・・良心を欠いた行為で捕まるのは例外的だって」
「わたしたちのことを、ほとんど犯人同然に扱った記者が、捕まらなかったように」
↑ ほんと、そうだよな。
↓ 以下抜粋
一年前、一人の少女が殺された。犯人として逮捕されたのは近所にすむ27歳の男性・本城崇。彼は証拠不十分により一審で無罪判決を受けるが、被害者の両親、山野辺夫妻は、彼が犯人だということを知っていた・・・・・人生をかけて娘の敵を討つ決心をした山野辺夫妻の前に、死神の千葉が現れる。。。。。
死神の千葉は対象の人間を七日間調査し、その死について可否の判定をくだすことが仕事。
ほとんどが「可」だけれど、たまに「見送り」になって、対象者は生き続けることがある。
犯人の本城にも別の死神が接触していたので、こちらもどうなるのか、と気になる展開だった。
犯人・本城の担当の死神が出した判定もぞくっとしたけれど、本城のラストにはさらにぞくっとさせられた。
いや、伊坂さん、ほんとすごい。
なつみ饅頭のエピソードが後半でまた出てきた時、心がほっとした。
読み終えてじわっと泣けてきた小説だった。
伊坂さんの作品に出てくる女性がいつも、なんかいいなと思う。
「・・・良心を欠いた行為で捕まるのは例外的だって」
「わたしたちのことを、ほとんど犯人同然に扱った記者が、捕まらなかったように」
↑ ほんと、そうだよな。
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