高野 和明 「幽霊人命救助隊」
人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒涛の救助作戦。。。
面白かったです。
今までの高野作品とは全然ちがう面白さでした。
自殺を考えている色々な人が出てきます。
その一人一人について、背景とか状況を少しずつ掘り下げていき、鋭い視線で今の社会の問題点を突いていきます。
そんなことの繰り返しの中で、裕一たちは、自分達の自殺について振り返っていきます。
深刻な問題を扱っているのに、所々で笑えるのです。
自殺者の自殺を止めようと何とかして時間を稼ぐために、「辞世の句を詠め」「字余りだ」「季語がない」などと言うところなんて爆笑でした。
なのに、最後なんて、もうぽろぽろ泣いて。。。
樹海での自殺体の描写なんかはものすごかった。。。
面白い本を教えていただいてありがとうございました。
ちょっといろんなことがありまして、バタバタしておりますが、元気です。
人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒涛の救助作戦。。。
面白かったです。
今までの高野作品とは全然ちがう面白さでした。
自殺を考えている色々な人が出てきます。
その一人一人について、背景とか状況を少しずつ掘り下げていき、鋭い視線で今の社会の問題点を突いていきます。
そんなことの繰り返しの中で、裕一たちは、自分達の自殺について振り返っていきます。
深刻な問題を扱っているのに、所々で笑えるのです。
自殺者の自殺を止めようと何とかして時間を稼ぐために、「辞世の句を詠め」「字余りだ」「季語がない」などと言うところなんて爆笑でした。
なのに、最後なんて、もうぽろぽろ泣いて。。。
樹海での自殺体の描写なんかはものすごかった。。。
面白い本を教えていただいてありがとうございました。
ちょっといろんなことがありまして、バタバタしておりますが、元気です。
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