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池井戸潤「仇敵」
鹿子裕文「へろへろ」
伊坂幸太郎「サブマリン」
澤村伊智「ぼぎわんが来る」
名梁和泉「二階の王」
辻村深月「朝が来る」
米澤穂信「真実の10メートル手前」

4月後半から読んだのはこれだけです。
最後の一冊を除いて、すべて2週間丸々かかってしまいました。
でも、この7冊はどれも面白かったです。
あえて言うなら、池井戸潤「仇敵」、これはまあまあでした。

次の「へろへろ」、これは、
ほとんど仕事がなかったフリー編集者が、福岡市の高齢者介護施設「宅老所よりあい」の人たちと知り合い、なぜか「世話人」として関わるようになり、「よりあい」が総額3億円以上のカネで特別養護老人ホームをつくるまでの疾風怒濤の日々の記録
です。
面白かったです。
笑えました。
そして、色々なことを考えさせられました。

「サブマリン」伊坂ファンなら絶対見逃せませんね。
陣内ですよ、陣内。

「ぼぎわんが来る」は、第二十二回日本ホラー小説大賞作品で、「二階の王」は、同賞史上初の大賞二作も、と思わせた作品です。
「ぼぎわん」は怖いでしたよ~~~
「二階の王」は怖いというより、よく考えてあるなあという感じです。

辻村深月「朝が来る」
ちょっと出来すぎのラストでしょう。
泣きましたよ。
特別養子縁組を進めていく中で、心に残るフレーズがいくつかありました。

米澤穂信「真実の10メートル手前」
この本は二日で読み終えました。
短編集でしたが、どれも読み応えがありました。
ラストの意外性、ミステリーとしての面白さより、女性記者、太刀洗万智の立ち位置とか覚悟とかがとても印象的で、この本にも色々なことを考えさせられました。

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