村田 沙耶香 「コンビニ人間」印象的な作品でした。
主人公の恵子と白羽がものすごくデフォルメされて描かれていて、まるで、誰もが自分は普通だと思っている人達とはちょっと切り離された位置にいる人みたいになっていましたが、でも、よくよく考えていると、誰もが普通だと思っているそんな自分たちの中にも、少なからずこんな面があるんじゃないかと思いました。
ただ、それを出さないだけで。
コンビニにはそんなにもたくさんの音があるのだと言われて、なるほどでした。
個人的にコンビニにはほとんど行かないのですが、コンビニで働くって確かにそういうことだなとあまり行かない私にもよくわかりました。
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