宮下 奈都 「終わらない歌」やっと読みました。
「よろこびの歌」に出てきたメンバー(20歳になった)のその後の話。
各々の人生を歩み出したメンバーの、それぞれの心のゆらめきが丁寧に描かれていました。
最後の、玲の話。
ちょっとうまくいきすぎかなと言う気もしましたが、とんとん拍子に話が進むということはよくあることで、千夏と七緒と玲の3人で作り上げていく三角形の、進化しつつある緊張というか、それがビンビン伝わってきて心地よかったです。
舞台の持つ迫力、いいなあ。
どんな声なんだろうなあ。
とても聞きたくなりました。
宮下さんの作品もまだまだ未読が残っていて、頑張らねば。
[3回]
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