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なんやかんや
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伊東 潤 「城を噛ませた男」

戦国時代の短編ものでした。
二つ目の「鯨のくる城」で、鯨漁のことがさらっと出てきて、そういえばちょっと前に読んだ「巨鯨の海」が面白かったなーと思い出してたら、しばらくしたらまだ鯨漁の展開になり、そこでやっと、この作品が「巨鯨の海」と同じ作家だったことを思い出しました。
どんだけおバカなんでしょう、私って。
登場人物多いので名前がわからなくなってくるんですが、あんまり気にせずとっとと詠むべし。
あんな策略とかこんな策略とか裏切りとか、、、もう戦国時代って大変。
5編とも面白かったです。


井岡 瞬 「代償」

平凡な家庭の小学生・圭輔は、ある事故をきっかけに遠縁の同級生・達也と暮らすことになり、一転、不幸な境遇に陥る。寿人という友人を得て苦境を脱し、長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込んだ。。

自分とは人種の違う人間、というのが自分の周りにいるかな、と考えてみて、直接関係はないけれど、仕事先の〇〇組の人なんかは、ある意味その手の部類に入るかもしれんと思ったりしながら読みました。
でも、少なくとも達也みたいなヤツはおらんと思う。
そのことがとても幸せに思えました。
気持ち悪い話でもありましたが、最後まで展開が気になって、だだだっと読めました。


萩原 浩 「誘拐ラプソディー」

先日まで読みかけていて後回しにした本です。
198ページの、
「篠宮とは目を合わさないようにして、さりげなく近づき、すれ違いざまに、スリ師のような素早さでブツを手渡す。篠宮が受け取ったブツをスーツのポケットの中にするりと滑り込ませた。
 〇〇〇〇〇〇〇だ。」
〇部分はネタバレ?みたいになるような気がしたので、伏字にしました。
この部分で吹き出してしまい、後は一気に読めました。
実に面白かったです。
いや、投げ出さずに読んでよかった、よかった。



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