宮下 奈都 「羊と鋼の森」
ピアノの調律師の話でした。
タイトルの意味も、読み始めてわかりました。
主人公外村は、ある時、偶然耳にした調律師のピアノの音に魅せられ、高校を卒業後、まっすぐその道に進みます。
次はどうなる?と一気に読み進めたくなる作品というのがありますが、この作品は私にとってはそういうのではなく、どんどん読み進めるのが勿体ないという気持ちにさせられ、あえて毎日少しずつ読んでいくようにしました。
子どもの頃、自宅に調律の人が来ていたのでどんなことをするのかは大体知っていますが、調律の仕事がこれほど奥深いものだとは知りませんでした。
レッスンはサボってばかりだったので、調律をしてもらってもその音の良さなんてよくわからなかったし、調律師さんにとっては、あまりやり甲斐のなかったピアノだったと思います(^_^;)
良い音って何なんだろう。
美しい音って何なんだろう。
調律の奥深さを、主人公と共にゆっくりと味わっていくことのできた作品でした。
心に残る一冊になりました。
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ピアノの調律師の話でした。
タイトルの意味も、読み始めてわかりました。
主人公外村は、ある時、偶然耳にした調律師のピアノの音に魅せられ、高校を卒業後、まっすぐその道に進みます。
次はどうなる?と一気に読み進めたくなる作品というのがありますが、この作品は私にとってはそういうのではなく、どんどん読み進めるのが勿体ないという気持ちにさせられ、あえて毎日少しずつ読んでいくようにしました。
子どもの頃、自宅に調律の人が来ていたのでどんなことをするのかは大体知っていますが、調律の仕事がこれほど奥深いものだとは知りませんでした。
レッスンはサボってばかりだったので、調律をしてもらってもその音の良さなんてよくわからなかったし、調律師さんにとっては、あまりやり甲斐のなかったピアノだったと思います(^_^;)
良い音って何なんだろう。
美しい音って何なんだろう。
調律の奥深さを、主人公と共にゆっくりと味わっていくことのできた作品でした。
心に残る一冊になりました。
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