去年の年末、さぼっていたのです。
この夏、換気扇をつけていてもエライ暑いので、台風で暇だったし、洗ったのです。
汚れは正直で、右側はかなりなモンでした。
石鹸と重曹を使いますが、ほんときれいになってスッキリです。
ビンさんとは、8月の末にお別れになりました。
センターの人から電話があって、ビンさんは勉強できなくなりました、後で自分でセンセイ(私のこと)に電話すると言っていたのでかかってくると思います、と連絡を受けたのですが、かかってきませんでした。
私から電話するのも悪い気がして、そのままにしておきました。
今度会ったらこの話をしようとか思っていたところだったので、連絡を受けた時は結構残念でした。
は~
次の人が決まったら、また始めます。
とある人が読んだと書いてあったので読んだ本。
近未来の設定で、「悲しくコーティングされた童話みたいでした」とその人が紹介していたのだけれど、本当にそんな感じでした。
ただ、ワタクシ、その本を読んでいる時とても眠かったので、あまり記憶が・・・・
小松左京 「日本アパッチ族」
「族」続きになりました。偶然。
先日亡くなられましたね。
敗戦後の、鉄を食べる「アパッチ」。
だんだんと人数を増やし、政治、経済をまきこんでどんどん大きくなる騒ぎ。
ひょんなことからアパッチとして生き延びていくことにした木田。
追放されて尚弾圧されるアパッチのその後は。
関西弁がふんだんに出てくることもあって、なかなか笑える話でしたが、取り上げられている内容はシビアです。
いや、ほんとに、鉄って食べれるんかいなとか思ってしまいました(^_^)
村上春樹 「1Q84」は、3巻がまだ手に入らなくて。
センセイ、「うつくしい」ってなんですか?
それは きれい っていうことです。たとえば、きれいな女の人のことを うつくしい といいます。他にも、きれいな景色のことを うつくしい とか言います。
うつくしい・・・・・
きれいな人のことを 美人 と言います。
おお。じゃあ ティン君 美人!
ああ。違う。違う。美人っていうのは、女の人にだけいう言葉です。男の人には、 かっこいい とか ハンサム とか・・・・そうそう、イケメンっていう言葉もあります。
イケメン・・・・ じゃあ、ティン君は イケメン!
そうそう、ティン君は イケメン! ビンさんも イケメン!
・・・・・ううん・・・ワタシはイケメンじゃないです・・・・(←照れている)
そんなことないよー イケメンだよー
ビンさんは前にもティン君のことを、成績がいいとか言って褒めていました。
ベトナムで日本語を習っている時、ビンさんより成績がよかったみたいです。
この前の日曜、久しぶりにカットに行ってきたのですが、木曜日にセンターに行ったら、ビンさんも散髪してスッキリしていました。
すると、一緒に来ていたティン君が、私がカットしたことに気付いて、「センセイ、美人!ビン君、イケメン!」と私たちの顔を見てエライ反応していました。(ちなみに、ティン君はかわいいタイプです)
ビンさんに聞いたみたいですね、その言葉。
意味わかってるのかなーとか、今までそんなにうっとおしかったのかなとか思いつつ、でもまあこんなに反応してくれるというのは今回のカットが割りと似合ってると言ってくれてるようなのでちょっと嬉しかったのでした。
髪をこんなに短くしたのは20年ぶりかもしれません。
基本はボブっぽいのですが、後ろは少しそいでもらっています。(というか、終わった時には自動的にそうなっていた)
出来上がりの長さが顎よりも上になったので、それまでは髪が首にひっついて暑かったのですが、今は帽子を被ってても直射日光がまともに首に当たってしまうようになって暑いです。
高野和明「ジェノサイド」
直木賞候補作品。
600ページほどの長編で、ものすごく読み応えのある本でした。
コンゴに確認された「新種の生物の出現」・・・・
アメリカは、新種のウイルス感染者が出たという名目で4人の傭兵を送り出し、暗殺を指示するのですが・・・
2~3日前の新聞に、アフガニスタンで自爆兵として操られる少年兵のことが載っていました。
小説の中でもそういった少年兵のことが書かれていて、それはものすごく惨い内容でしたが、読むのをやめることはできませんでした。
どこか遠い国での出来事と思いながらその新聞記事を読んでいた自分のことも思い出して・・・・
主人公の一人の協力者として韓国人の学生が出てきます。
その学生の存在が、物語にやわらかな光を添えていてよかったです。
予約した本が重なってるので、せっせと読んでおります。
ちょっとしんどいけど、頑張らねば。
直木賞をとった「下町ロケット」も早速予約。
ってことで久しぶりの更新です。
まあちょっといろんなことがあって、気分がすっきりしないことが続きました。
その一つが、sonの就活のこと。
アンタら、どこに目つけとるねん。うちの長男のどこが気に入らんねん!って言いたいですね。
まっ、落ち込まずに次行こうぜって感じです。
他にもあるんですけれど、以下省略。
本箱を整理して、本をブックオフに持って行ったら1200円になりました。
値がつけられないです、と言われたものはお店に寄付。
最近、なんやかんや整理をしております。
最近読んだ本
村上春樹「スプートニクの恋人」
ねじまき鳥以来の村上作品。
こういう本はもう何回か読まないとアカンなと思います。
沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」
ごく最初の方でやめました。
もうちょっと読んだら引き込まれるのかもしれないのですが、陣治に対する十和子の言葉に若干疲れて乗り越えられませんでした。
水野敬也「夢をかなえるゾウ」
言うならば自己啓発本なのですが、面白かったですね。
関西弁がめちゃツボにはまります。
これ、ドラマになったそうですね。
最後にはちょっとほろっとする部分もあったし、なかなかよかったです。
めちゃくちゃ落ちてる読書スピード。
「漫才ギャング」 品川ヒロシ
ご存知、お笑い芸人の品川さんの本。
映画になっていますね。
あんまり期待せずに読んだんですが、これが面白かったです。
ストーリーもいいけど、キャラクターが何とも言えずいい。
お笑いっていうのはこういうのがいいなと思いました。
あったかくって可笑しくって。
さて次は、
「テルマエ・ロマエ」 ヤマザキマリ
↓ 以下 コピペ
古代ローマ時代の浴場と、現代日本の風呂をテーマとしたギャグ漫画である。入浴文化という共通のキーワードを軸に、現代日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師が、日本の風呂文化にカルチャーショックを覚え、大真面目なリアクションを返すことによる笑いを描く。
ということで、これはコミックです。
コミックは、ワタクシ、購入する主義です。
一応新聞で紹介されていたのをチェックして第1巻を買い、面白かったら続きも買うようにしています。
大笑い、というよりは、微妙に笑えるって感じですが、風呂文化がわかるし、なかなかいけるコミックだと思います。
これ絶対笑えるわと思ったので、sonが帰って来た時に読み!読み!と無理やり読ませたらハマてくれ、和気藹々としておりました。
「大奥」 なんていうコミックも以前買って読んだこともありますが、微妙だったので1巻でやめました。
1冊だけしかないけど、そのうちにブックオフに持って行こうと思っています。
これも映画になってましたね。
最近読んだ本
「リオ」 今野 敏
「朱夏」 今野 敏
↑ これはdaughterさんからの紹介。
「朱夏」が面白い、というので、じゃあ貸して、というと、じゃあ「リオ」から読んだ方がいいから、ということで二冊。
「流れ行く者」 上橋菜穂子
これは守り人シリーズの短編集です。
「獣の奏者 外伝」 上橋菜穂子
読み始めて嫌な予感がしました。
「獣の奏者」の後半をまだ読んでいなかった。
そのうちまた借りてきて後半を読みます。
「獣の奏者」は「守り人シリーズ」に比べると重いです。
「優しいおとな」 桐野夏生
近未来における少年ホームレスの話。
ホームレスの中でもそれなりに力の強弱があって、は~って思いました。
さすが桐野さんです。私にはやっぱり重い。
なのに、ラストがちょっとなという感じでした。
友人からもらいました。
曽野さんの文章は、人によっては冷たいと感じるものかもしれないなと思いますが、私は結構好きです。
年とともにちょとずつ死んでいってるんだなとは実感でもあります。
最後に、とてもいい詩が紹介されていました。
アデマール・デ・バロス「神われらと共に」(別名・浜辺の足跡)というブラジルの詩人だそうです。
この頃、ものすごくペースが落ちていますが、ボチボチいこうと思っています。
今、友人から借りて読んでいる本が笑えます。
また、後日、紹介します。
風がある間はいいけど、これから大変だろうなあ。
現場の人はもう毎日真っ赤になって帰ってくるから、それはそれでもうホントに大変だと思う。
そんな中でワタクシは、
事務所にはエアコンあるけど、私が暑いなあと思ってもMさんが必要ないと思ったら消されます。冬は、私が寒いなあと思ってもMさんが必要ないなと思ったら消されます。私がまだ事務所に残っているのにMさんが帰るときはエアコンを消されます。
というようなことをビンさんに話す。
ビンさんは、ほーっというような顔をして、
センセイ、その人キライですか?
と言うので、
うん、キライです。
と答えてお互いにニヤリと笑う。
ついでなので、
日本人はこういう時、「この野郎!」って言います。
「コノヤロウ!」
そう!、うまく言えました!
「見とけよ!」とかも教えてあげたらよかったかなあ。
「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男」 大石直紀
1944年、太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンにアメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、畏れられたひとりの日本人がいた。大場栄大尉。男は最後、47人になりながらも仲間の兵士たちと共に、16カ月もの間、敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた。
映画では大場栄大尉を竹野内豊が演じたんですね。
捕虜になることを選ぶという考えなど考えられなかった日本人の葛藤を読んでいて、戦争はアカンとつくづく思いました。
最近読んだ本
「カササギたちの四季」 道尾秀介
四季ということで話が四つ。
初めの一つを読んで、この感じで四つはしんどいかも、と思いながら読みましたが、後半の二つはなかなかよかったです。
昨日紹介した「我々は外国製でございます」はこの作品の中の一部です。
守り人シリーズを紹介したら、その人から電話が。
「獣の奏者」の一巻をとりあえず読み始めたけど、私、あかんわ~ ハリーポッターとかもまるっきり興味ないねん~ ああいうのんアカンねん
ということで、守り人シリーズも読まないことに。
残念。
じゃあどんなのが好きなの?と聞くと、桐野夏生の「OUT]とか。
え~ 私それアカンねん
なんで?人間の悲しみとかよく書かれてるやん
いや、人間の悲しみやったら守り人シリーズでも書いてある。アカンのは死体をバラバラにするとこらへん、あれがアカンねん
好みはいろいろ。
