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なんやかんや
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池井戸潤 「民王」
新総理となった親武藤泰山と政治家を嫌う息子翔が入れ替わってしまうという話。

与党民政党政権では二代にわたり支持率低下のなかで総理の座を投げ出すという失態が続く。
この後継に立った武藤泰山だったが・・・
つい最近どこぞの国で聞いたような話ですね。

政権交代を狙った野党の陰謀ということで、アメリカの新技術の流出などとありえない方法によって入れ替わりがおこります。
潤ちゃんの本ということで期待しておりましたが、今までと違ってかなり軽ーい読み物でした。
あほらしいなーと思いつつ、結構笑えるシーンもありました。

初めて池井戸潤を読むという方には、この本よりも他の本をお勧めします。



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三浦綾子 「細川ガラシャ夫人」 下巻

やっと読み終わりましたー
面白かったです。
玉子と夫の細川忠興は当代第一の美男美女夫婦とのこと。
忠興は自分が戦地に赴いている時に好色の秀吉に玉子が狙われないないよう気が気でなかったとか。
玉子と秀吉との対面のあたりも描かれていましたが、玉子さん、すごい。
美女ってのは色んな苦労があるんですねー

ウィキペディアで細川忠興を調べると、このあたりの歴史にもかなり精通できます。
細川ガラシャは38歳で自刃。
光成に人質に取られることを拒否したためです。
忠興はその後、45年も生きたとか。(83歳まで)
読み終えてえらく賢くなった気がする本でした。




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相場英雄「震える牛」

発生から2年がたって未解決となっている「中野駅前居酒屋強盗殺人事件」。
殺されたのは、新潟の産廃業者の男と、仙台の獣医という互いに面識のなかった2人。

スーパーの安売りは大好きな私だけれど、あまりにも安すぎる食品はどうやって作られているか、読んで寒気がした。
地方都市における大手ショッピングセンターのありかた、街の変貌していく様子、哀しかったです。
幼稚な犯人像も情けなかったけれど、何といっても食品を扱うヤツの心根が気に入らんかったわい!






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最近、読書のペースがめちゃ落ちています。
この前「邂逅の森」を読んでから、予約してある次の本がなかなか回ってこなかったので、本棚から適当に取り出して読んだのが、三浦綾子 「細川ガラシャ夫人」。
歴史もの、やっぱり好きですわ。
明智光秀の娘 玉子 の話です。
本を読んでるとよく思うのですが、はっとするような、誰もが目を見張るような美人がよく出てくる。
玉子もそんな女性の一人だったようです。
そんな人、現実というか、私の周りにはそんなにおらんような気がするんだけどなー

とりあえず、上巻を読み終えました。
というか、下巻が家にないのです。
なので、下巻は図書館で借りようと思っていたら、予約してあった本の順番が回ってきました。
土曜日に受け取りに行く時、下巻も一緒に借りてくるか考え中です。









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パウルさんの次の人が決まりました。
ベトナム人のチンさん♂です。
チンさんは友達と一緒に始めたいということで、友達の方の担当者は若い女性でした。
FM(ファースト・ミーティング)がこの前あり、少し話して少しだけ勉強してきました。

チンさん、年齢は34歳。
いつ日本に来たのか尋ねたら、2003年とのこと。
ということは、日本に来てもう10年になる人ということです。
10年もいて今から日本語交流?驚きです。

会社では工場長を任されているということで、機械や道具の使い方なんかは彼が一番よく知っているとのこと。
勉強は何からしたらいいかわからなかったので、とりあえずセンターの人が持ってきてくれたテキストを開いて最初のページを読んでみたところ、本当にあまり言葉がわからない。
テキストの1ページ目に「使う」という言葉があったんですが、「使う」という言葉の意味もわからないのです。
仕事する時に「この機械を使って・・」みたいに使うだろう、と思ったのですが、10年も住んでいるにしては、日本に来たばかりの人とあまり変わらない状態かも、という印象でした。

前のパウルさんがとても聡明な青年だったこともあり、彼が1年でものすごく伸びたのを見てきただけに、チンさんにはかなりやる気を出してもらわなくてはいけません。
家にはテレビもないそうで、日本語を耳にする機会があまりにも少なすぎるせいだろうと思います。
話していても気弱な感じがしました。
辞書とかも持っていそうにない気が・・・・

ならば、今の彼に合わせたテキストにしたいと思ったので、今日は難波のジュンク堂まで行って、新しいテキストを買ってきました。
みんなの日本語 翻訳・文法解説ベトナム語版 というもので、日本語よりベトナム語の方が多い内容のものです。
このテキストを使うなら、私もベトナム語を覚えるかも(^-^)/

1年後、今よりももっと自信を持って日本人と話せるようになることを目指してよ~いドン!







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高校の同級生に熊谷君という男子がいた。
彼のお父さんは有名な棋士だったけれど(確か八段)、まだお若いうちに亡くなられた。
告別式に行った記憶がある。

大学を卒業してしばらくして行われた高校の同窓会で久しぶりに彼に会った時、前日に男の子が生まれたと聞いた。
で、年賀状にその子の写真が貼ってあった。
この子が同窓会の前日に生まれた達也です、みたいなことが書いてあったように思う。

というわけで某ブログで見かけた熊谷達也という名前に惹かれて読んでみた「邂逅の森」。
マタギの話でした。
いやあ、ものすごくいい本でした。
山の獣(クマ)との闘い、自然との闘い、山を下りた時の人とのあれこれ、時代の流れなど、どのページを読んでも飽きることなく引き込まれました。
「マタギたちは山の神様の声や息づかいをきくためには、人間もそれ相応の心がまえがいると信じている」
厳しい生き方でした。
ラストも迫力がありました。


大分前に読んだのは、伊坂幸太郎の「砂漠」
長男に借りた本ですが、これもなかなか印象的な伊坂ワールド、5人の大学生達の物語です。
西島(だったかなあ)の存在感がすごい。
こんなやつ、おらんような、おるような、普通ならもっと変人扱いされるんと違うんかなあとか思うような人物像ですが、彼がすごいんです。
遊びの要素をうまく使い、これもラストがよかったです。












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自宅にビンさんとティン君を招待しました。
ちょっと遊ぶ感じがいいかなと思ってメニューはタコ焼きに決定。
一人に一本ずつ竹串を用意し、「はい、タコを入れて」「こんにゃくも入れてね」「そろそろひっくり返してみて」「何回もひっくり返しているうちにきれいになるからねー」などと時間をかけて焼きながらおしゃべりに花が咲きました。
彼らも8月末か9月初めにはベトナムに帰国してしまいます。
ビンさんは幼い子どもを置いての来日だったので結構長い3年だったようですが、ティン君はあっという間だったーと言っていました。
ビンさんは帰国したらライスペーパーを作る仕事に戻るようですが、ティン君の方は何とか日本語をいかした仕事につきたいようです。
帰国に当たり換金の話なんかも出ましたが、円安とかにとても敏感で、そりゃそうだなーと実感。
3か月もしたらまた寂しくなってしまいますが、帰国後の彼らのこともずっと応援したいです。







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パウルさんにもらったプレゼントです。
裏側を見るとよくわかるのですが、ひとつひとつとても丁寧に手で刺繍を施されています。






CIMG7117.JPG












CIMG7118.JPG













CIMG7119.JPG












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パウルさんとの交流が今日で最後でした。
本当はもうちょっと前に最終日になる予定でしたが、パウルさんが体調を崩し、2週間延びていたのです。
1週間で体調が戻っていなかったみたいなのですごく心配になって入院とかしてるんじゃないかとか気になって仕方なかったんですが、どうやらそこまでひどくはなかったみたいです。
でも、ものすごく気になった2週間でした。

今日で終わりですね
そうですね
とか言いながら、いつもと同じように開始。
今日は結構最後までまじめにやりました。

終わってから2階の事務所に上がると、パウルさんからプレゼントをもらいました。
パウルさんの先輩が2人、同じ時間に他の人と交流をしていてもうすっかり顔なじみなんですが、その3人でああだこうだと説明しながら、とてもきれいな手織りの布をもらいました。
これは○○ですと、確か二文字の言葉を教えてもらったような気がするのですが、もしかしたらバティックと言ったのかもしれません。
バティックだったら聞いたことあります。
結婚式なんかにこうして肩からかけたりもします、という説明もしてもらいました。
ここに文字が書いてあって、英語にしたらピースです、ということも聞きました。
南国の明るさ、元気さに溢れたとてもきれいな赤を主体とした布です。(後日画像をアップします)
写真も撮るというので、年甲斐もなく照れてしまって、もういい、もういい、と逃げまくりました。
何だかもうとても嬉しくて、でもちゃんと喋れなくて、早々に帰りました。
自分から帰ったくせに、帰りの車の中ではいろんなことを思い出し、ちょっと泣いてしまいました。
あの話の続きをもっとしたかったなー
その後、どうなったのかなー
そう思っても、もう今までみたいには話すことはできないでしょう。

交流する相手が変わっても、時間帯がちょっとでも重なれば、次からも少しは顔を合わせることはできます。
楽しい3人組の応援だけは、これからもずっとしていこうと思いました。





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書きたいことはたくさんあるのに、腕の調子、指の調子がいまひとつでパソの時間をなるべく少なくする。
今週から整骨院で肩のマッサージにも通うことにした。
今頃からかい、って言われそうだけれど、そうです、はい。
これ以上自分でやっててもダメだなと思ったので。

恒川光太郎「草祭」
原田マハ「カフーを待ちわびて」

「草祭」は、いつもの恒川ワールド。相変わらず何とも言えない世界がいいです。

原田マハ「カフーを待ちわびて」は、あるところまで読んで、これは絶対映画にできる、と思いました。
それはどんなシーンかというと、主人公の明青のところに見知らぬ女性から手紙が来て、その手紙に「お嫁さんにしてください」と書いてあるのです。
ほら、絶対映画のワンシーンとしてバッチリだと思うでしょ?
検索したら、もう大分前に映画になってました。

この本は第一回日本ラブストーリー大賞をとった作品だそうです。
沖縄の言葉がいい味を出していました。




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