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なんやかんや
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伊坂 幸太郎 「クリスマスを探偵と」

この小説のあらすじは、伊坂さんが大学1年生の時に書いた小説をもとにしたものだそうです。
大人のための絵本といった感じです。
主人公の冴えない男、カールが、公園で出会った青年と話し合っているうちに、ちょっと見方を変えてみることのすばらしさに気づいていきます。
心あたたまる、いいお話でした。

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月村 了衛 「影の中の影」

中国人民解放軍による悪魔の所業から逃れ、日本潜伏中のウイグル人亡命団。彼らの事件を追う日本人女性ジャーナリストは亡命団に接触中、証拠隠滅を図る中国の刺客に襲われた!そして亡命中の一人の男性が「カーガーを頼れ・・・」という謎の言葉を残し亡くなった。

紹介していただいた通り、面白かったです。
一気読みでしたが、私の一気読みは結構日数がかかっております。
曾埜田のことは、何となくわかりました。
こいつやろな、と。
でも、最後、菊原組組長のことは、やられたなーと思いました。
戦闘シーンとかは、想像してみても具体的な動きとかは私の貧弱な想像力ではわからないこともたくさんあったのですが、その迫力だけはものすごく伝わってきました。
たくさんのやくざが出てきて、たくさん死んでしまい、つい涙も。
緊迫した雰囲気の中でのやくざの新藤の軽口もよかった。
「コウモリの解剖したかて誰が文句言うかい」の部分では、笑ってしまうほど。
月村了衛の「土漠の花」は、「今まで読んで面白かった本」を思い出そうとした時、絶対に入る一冊でした。
やっぱりよかったです、月村了衛。

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内田 純 「Bハナブサへようこそ」

BはビリヤードのBで、元世界チャンピオンが経営する「ビリヤードハナブサ」の常連客が、この店に持ち込まれた4つの殺人事件について、ビリヤードそっちのけで推理を繰り広げていきます。
解決するのは、ここでアルバイトしている青年です。
ピピッと閃いて解決していく感じとかは、名探偵コナンみたいだなと思いました。
ビリヤードの技を事件の解決と関連付けていくのですが、技の説明もあるので、ビリヤードをあまりしない私でもすいすい読めました。
あまり切羽詰まった感じはなく、かといって軽い感じでもなく、ほどよい重さの流れ。
読み進めるにつれ、常連客のことも少しずつわかるようになり、楽しめました。
こんな風にみんなで集まって楽しめるお店、あればいいな。


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阿部 龍太郎 「等伯」上・下

「天下一の絵師をめざして京に上り、戦国の世でたび重なる悲劇に見舞われながらも、己の道を信じた長谷川等伯の一代記を描く傑作長編。」
葉室麟の「乾山晩愁」繋がりで、等伯を読んでみました。
能登の武家に生まれ、絵仏師の長谷川家の養子となった信春(等伯)の苦労の数々が上下巻ともに溢れています。
読み終えて、等伯って生きるのが下手というか、どちらかというとあまりぱっとしない印象を受けましたが、そういうところが人間臭くていいのかもしれません。
信長、秀吉、三成という時代のせいでもあるのか、利休のこととかも面白かったのですが、色々なことがありすぎて盛りだくさんで、若干しんどかったです。
同じ時代を狩野永徳が生きていて、狩野家には狩野家の大変さがあり、その確執からくるラストは一気に読みました。
絵のことはさっぱりわからないし見る目も全然ない私。
長谷川派ってその後どうなったのかなとちょっと気になりました。


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だいぶん前ですが、夕刊で「武則天」という中国ドラマが大きく宣伝されていて、主人公の女の人がえらいきれいな人だったので見てみました。
出てくる女優さんはどの人もめちゃきれいで、それにはとても満足したのですが、陛下を取り囲む女の戦いの陰湿さにうんざりし、挫折しました。
しばらくして、「女性も楽しめる美しき三国志」という宣伝文句にまたしても引っ張られ、録画、観賞。
女優さんもきれいし男優さんもまあまあカッコいい。
でもなんかも一つ。
ワイヤーアクションというのか、とにかく、敵と戦うのにそれが多すぎてあまりにも現実離れしすぎで興ざめし、2回目の挫折。
中国ドラマはもうやめようと思っていたのに、また別のドラマが始まるという情報をゲットしたので、とりあえず録画して見てみました。
女優さん、これまためちゃくちゃきれい!
満足。
男優さんの方が、どの人も私のタイプではないなと思いつつ、ワイヤーアクションはありましたが何とか許せる範囲だったのと、筋がなかなか面白かったので5回ほど見ている内に、あれ、楚北捷役(これが主人公だった)の人、なんかステキ。。。(とても一途な役なのデス)
最後まで見ようかなと思います。

中国ドラマを見ていて覚えた言葉一つ。
「陛下」←ピーシャ
人間の醜さとか残忍さとかは、どこの国のドラマを見ても同じだなあと思いますが、衣装とか振る舞いとか宮殿の様子とかしきたりとかまわりの風景とか、そういったものを見ているのが楽しいです。
ちょっと前から交流している人が中国の人(女性)で、あまり日本語が喋れない人なので大変なんですが、喋りながらせっせと漢字も書き、今見ているドラマの話をしてみたら、女優さんのこととかで何とか話が通じて面白かったです。


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社長の嫁様が韓国ドラマ大好きと言うことで、たまに韓国ドラマの話で盛り上がることがあり、そんなことからこんな本を貸してもらいました。


130ページ足らずの薄いものですが、ハングルのしくみがわかってなかなか面白かったです。
インドネシア語は、英語とは発音は違いますがABCなので、その分入りやすかったのですが、しくみがわかってしまうとハングルも面白そうだなあと思いました。

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葉室 麟 「乾山晩愁」

「乾山晩愁」を含む連作。
乾山とは尾形乾山のことで、尾形光琳の弟。
「兄、尾形光琳のはなやかな存在感に比べれば、 弟の乾山は、はるかにかすんだ印象がある。
 そこに魅かれた。」(作者あとがき)
尾形光琳はそんなに女好きの人だったのかあ、乾山さんの方がいいかも、なんて思う私は何だ。
狩野永徳、長谷川等伯、清原雪信、英一蝶をそれぞれ主人公にしており、どれも面白かった。
短編だけれど、十分読み応えがありました。
最後の作品で赤穂浪士の話が出てくるんですが、読み終えて、そういえば最初の作品でも赤穂浪士の話が出ていたなと思い出します。
絵師も大変だったんだなあと書くとものすごく平べったいですが、時代の権力者の傍らで生き延びていくことの重さには唸りました。
人間の醜い感情のオンパレード。
絵師としての矜持。
うーむ。。

最近、読書の時間が減っています。。。











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クロホウシを2鉢育てているんですが、この寒さでヘナヘナになってしまいました。
それで、より状態の悪い方を家の中に入れました。
初めは玄関に置いていたのですが、玄関もめちゃ寒くて一向に元気にならないので、リビングに移しました。


もう、今にも死にそうで、かわいそうで見ていられませんでした。
水やりの時に、15度くらいにしたら根に優しいとあったので、それもやってみました。
毎日、しおれてヘナヘナのをそっと手で包み、元気になってな、と声もかけました。
その成果があったのかどうか、若干元気を取り戻し始めたようで、本当にホッとしました。

    
こうして見ると、元気なのとヘナヘナ部分との差がとてもよくわかります。
一番上の方も、下の方と同じくらい元気になるでしょうか。
クロホウシ、花が咲くらしいのですが、うちのは一度も咲いたことがありません。
ネットで色々見てみましたが、花はもひとつだから咲かない方がいいかな。
元気になって、葉が黒光りするようになると、とても魅力的なので。
このクロホウシ、茎が結構太いんですが、めちゃくちゃ簡単にポキンと折れます。
意外とそれがストレス発散にもなってたりして(^^)!



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熊谷 達也 「 氷結の森」

「日露戦争に従軍した猟師の矢一郎は故郷を離れ、樺太で過去を背負い流浪の生活を続けていた。そんな彼を探し回る男が一人。矢一郎の死んだ妻の弟、辰治だ。執拗に追われ矢一郎はついに国境を越える。樺太から氷結の間宮海峡を越え革命に揺れる極東ロシアへ。時代の波に翻弄されながらも過酷な運命に立ち向かう男を描く長編冒険小説。直木賞・山本賞ダブル受賞の『邂逅の森』に連なる“森”三部作完結編。」

マタギ三部作の最後の一冊をやっと手にしてみました。
「邂逅の森」を読んだのはもう大分前で、とにかく面白かったという印象が強烈でしたが、この作品も、冒頭の鰊漁からぐっと引き込まれました。
久しぶりに、本を読んだな、という感じ。
満足。
時代背景は日露戦争の後のシベリア出兵から尼港事件あたり。
中国人の孫、善助なども個性的で、怖くて不気味で、決して気を許せないからこそその圧倒的な存在感がずしっときます。
それにしても、氷点下40度の世界を思うと、自分の苦しさなんてなんとちっぽけなことかと、ありきたりですがやっぱりそんなことを思い知らされました。


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奥田 英朗 「邪魔」上・下

「九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として、所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚・花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長・及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉。」

三つの話が同時に進んでいくのですが、下巻に入ったあたりから面白くなってきました。
及川の妻の恭子が、パートの待遇の件である団体に関わっていくことになり、その後のその団体との決裂なんかはなるほどと思いましたが、夫への疑念からどんどん落ちていく様はちょっと異様でもあって、うーん、でした。
義母の話とかも、そういうことかとは思うものの、ちょっとわかりにくかったし、面白かったのに何かラストが・・という感が少しありました。
お決まりですが、「もはや幹部たちは真実に関心がない。誰の顔を立てるかが彼らの問題なのだ」という部分に関連するあたりは面白かったです。





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