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なんやかんや
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大澤 在昌「氷の森」

ハードボイルド・ミステリー

「私立探偵緒方の敵は、罪の意識を一切感じないで他人の弱みを握り、野望達成へと突き進む特異な犯罪者だった。ヤクザすら自在に操り、平然と殺人を犯しながら姿を見せようとしない”冷血”な男との闘いに、緒方も血だらけになって挑む・・・」

と裏表紙に書いてありましたが、実際に緒方と男とを”直接会わせる”ことなくその恐怖を描いています。
なので作品はドロドロしたものではなく、意外にさっぱりした印象を受けましたが、面白かったです。
じわじわと心の奥底に入り込んでくる恐怖、うう、、、怖い。
緒方の親友で、相手の運命がわかってしまうという能力を持った野島も、自分自身と懸命に闘っているのだなと思うと、ああ、あれやこれやとすぐに喚く自分の小ささよ。






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日本語交流、チンさんの後、ちょっと休もうと思っていたのですが、ひょんなことからすぐに始めることになりました。
今度の青年の名前はアントンです。
アントンはチャンドラの代わりにその会社に来た子です。

担当者が決まるまで、アントンは他の人が交流しているところに一時的に参加していましたが、その後担当者が決まって交流が始まっていました。
私と同年代くらいの女性で、優しそうな感じの人。
傍から見ていて、よさそうな感じの人と交流が始まってよかったなと心ひそかに思っていました。
ところが、私の方がチンさんとの交流が終わった頃、その担当の人が急に体調不良で休むことになり、それでその代わりに私が入ることになったのです。

担当が決まってから、大雨警報が出ていたり台風が近づいていたりで1か月ほど空き、先月半ばからようやく始まったところです。

ある時、前任者の方が、体調がちょっとましになったということで一度センターまでアントンに会いに来ました。
アントンにとても会いたかったようです。
彼とは数回しか交流できなかったはずですが、いつか家に遊びに来てくださいね、と声をかけていたから、アントンとの交流、本当に続けたかったんだろうなあと思います。
今はもう担当が私に変わったので、体調が元に戻っても、もう入れ替わることはできません。
それは私のせいでも何でもありませんが、何となく申し訳ない気持ちになりました。

アントンとの縁は、私にありました。
だから、ちょっと気合を入れて交流しています。

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百田 尚樹 「夢を売る男」

出版社と筆者が資金をだしあって出版するジョイントプレス。
丸栄出版の編集者・牛河原勘の巧みな話術によって、被害者?である著者達が次々と、自分の書いたものがどれだけすごいか、自分にどれだけすごい才能があるのかと思わされ、ぽーんと高いお金を出してしまう。
しかし、牛河原には、著者に夢を売っているという強い自負がある。

被害者?たちのキャラクターも笑える。
なんでそんなに簡単に乗せられるん?と思うほど、あっという間に牛河原の口車に乗ってしまう。
牛河原の毒舌とともに、そのあたりも結構笑えました(^▽^)y

「世界中のインターネットのブログで、一番多く使われている言語は日本語なんだぜ」

ほー そうだったのか。


出版と言うと思いだすのですが、かつて五○○であちこちに応募していたころ、とある所から「あなたの作品はすばらしいです。出版しませんか?」という案内をもらったことがある。
勿論無視しましたが、その時私は、もしも私の作品集がめちゃ売れて超有名になってテレビに出たりとかして、で、そこで、実は詩歌についてはなーんの知識もない大バカ者だということがばれたら責任とってくれるんかい、とか思ってました(^▽^)y



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東野圭吾 「宿命」

「高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった和倉勇作は、その後、警察官となった。その勇作が担当となった殺人事件の容疑者として現われたのは、なんと学生時代のライバルの瓜生晃彦で、勇作の初恋の女性の夫となっていた。。」

東野作品は「流星の絆」以来。
「流星の絆」はドラマで見て、その後、daughterさんが珍しく本を買ってきて私にも読め、読め、というので読んだけれど、ドラマと全く同じで返ってしょうもないなあと思ってしまった記憶が妙にはっきりと残っている。
ちなみにdaughterさんは、何回もその本を読んでいる。

「宿命」は、ラストで犯人がわかってからもビックリするような内容が明らかになるけれど、まあ、内容そのものは読み始めからなーんとなく予想はつきます。
だから、このラストの部分が、ファンの人の好みには合うのかもしれないなと思います。
私は、ビックリしたけれど、それだけだったかな。





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今読んでいる本  宮部みゆき 「チヨ子」

宮部みゆきは久しぶりです。
今読んでる、と書きましたが、正確に言うと、図書館に予約している本がなかなか手元に届かず、こういう時の為にちょいちょい読み進めているのがこの本です、ということになります。
これは短編集なのでちょうどいいのです。

5編あって3つ目の話が「チヨ子」で、これをちょっと前に読み終えました。
着ぐるみを着て周りを見たら、ありゃりゃ?みんながロボットやぬいぐるみに見える・・・・
という感じの内容で、ホラー&ファンタジーの収録集です。
「チヨ子」はまあまあ面白かったのですが、その前の2作品は、題名を見ただけではどんな話だったか思い出せないです。

早く図書館からメールが来てほしいです。



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柚木 麻子 「ランチのアッコちゃん」

さくさくっと読める作品でした。
アッコちゃんみたいな上司がいればなあとワタクシも思いましたが、年齢からすれば、ワタクシ自身がそういう風に思われるようにならないとね!
美味しい物について詳しーく書いている話ではありません。
なので、そのあたりがちょっと物足りないと言えば物足りないですが、心がほっとする内容でした。


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チャンドラが、「電話してもええ?」というので「おけ」と言ったら電話がかかってきた。
おお!とてもクリアーな音声。
ラインだから無料だ。
ラインの電話って、海外にも繋がるのか!と驚いたら笑われた。
けど、ほんと、便利だな。

チャンドラが帰国してもう半年。
インドネシアに帰ってすっかり日焼けして黒くなったらしい。

彼は今、スマトラで友達と日本語を教えている。
けれど、生徒?はまだ二人だと言っていた。
しばらくお金儲けできないね、と言ったら、大丈夫、と答えた。
軌道に乗せるにはこの先まだまだ時間がかかりそうだけれど、頑張ってほしいと心から思う。

15分ほど喋った。
ラホットと喋った時も面白かった。
幸せやな、と思った。




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早 茜 「男ともだち」

第151回直木賞候補作品の一つ。


「29歳、京都在住のイラストレーターの神名は仕事に追われる毎日。同棲している男性がいる一方、妻のいる医師ともつきあっている。さらに、大学生の頃からの"男ともだち"ハセオがいる。ハセオとは一度も男女の関係にならないが、二人の間には不思議な絆がある。。。」

とまあ、こんな内容の話でした。

「ミッドナイト・バス」の方がよかったかも。




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伊吹 有喜 「ミッドナイト・バス」

第151回直木賞候補作のうちの1作。
深夜バスの運転手利一とその家族の少しずつ再生していく物語。
利一には子どもが二人いるが、妻とは離婚しており、妻は新しい家族を得て東京で生活をしている。
そして東京には志穂という年下の女性がいる。
ある日、利一の運転する深夜バスに、元妻の美雪が乗車し、そこから少しずつ美雪との接触が始まって・・・

ある程度は予想がつくというか、こうなるんではないだろうか、と思うように話は進んでいきますが、それでも読ませるなあという書き方だと思いました。
踏み込まないのか踏み込めないのか、色々と自分で考えながら、それぞれに進む道を見つけていきます。

「人の気持ちを察して先回りをする。だけど誰もそこまで物を考えて生きちゃいないから、空回りしてやさしさが伝わらない。・・・・・」
子どもたちの祖父にあたる、美雪の父が、利一の息子の怜司のことを言った言葉です。

じんわりと心にしみこんでくるいい作品でした。


その前に読んだ本。

中嶋 博行「検察捜査」

第40回江戸川乱歩賞作品。

「横浜の閑静な高級住宅街で、大物弁護士、西垣文雄が殺された。横浜地検の美人検察官、岩崎紀美子は捜査を進めるほど、事件の裏に大きな闇を感じる。。。。。」

日弁連、検察庁、警察庁、県警、、
それぞれ色々な問題があるんですね。
こんなの読んだら、警察とか弁護士とか、そういう人たちのお世話になるようなことにはなりたくないよなあと思いました。
ラストはちょっと予想できてしまいましたが、なかなか面白かったです。


さらにその前に読んだ本

伊坂幸太郎 「チルドレン」

これは再読です。
再読して、短編集だったんだなと思い出しました。
再読して、そうだった、陣内にもそういう時期があったのだと再確認。
いや、やっぱりすごいです、陣内。
盲目の青年もいいんだよなあ。






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今朝10時過ぎくらい、スマホがブーブー唸っていた。
こんな時間に私に電話なんて、知り合いからだとはあり得ない。
仕事中だから出るかどうか迷ったけれど結構長く振動しているので出ることにした。
誰からかな?と見てみると、番号に全く心当たりがない。
やっぱりいたずらやなあ、まあいいか。
心当たりがないどころか、なんか一見して怪しい番号。
62・・・
なんや、これ。
うーむ。。。と思いながら出たところ、何やら騒がしい音がする。
「もしもし」と何度か言ったけれど、気が付いていないのか、まったく反応がない。
やっぱり、知らないうちに指が当たって。。。みたいなパターンだろうかと思い、電話を切ってバッグにしまおうと思ったら、画面に「インドネシア」と表示された。
インドネシア?
え?
インドネシア?
え?
インドネシアから電話???
インドネシアで誰かがいたずらでもしてたまたま私にかかった????
意味わからん。
きっと何かの表示間違いに違いない。
前にも登録してある知り合いからかかってきて「日本」っていう表示出たことあるしな。


そのまま机で仕事をしていると、ちょっとしてまたまたバイブ音が響いた。
さっきと同じ番号だ。
うーむ。
やっぱり、意図的にかけてきてるのかな。
「もしもし」と言ったら、今度は反応があった。
「ラウトです、snow先生ですか?」
「は?ラウト?私はsnowですが、誰にかけていますか?」
「snow先生?ラウトです、ラウト」
と、ここではたと気が付いた。
「え?もしかしてラホット????」
「そう、ラホット」
「えーーーーーーーー!!!ラホットーーーーーー!!!うっそーーーー!!」

日本語でかかってきたからやっぱり電話の調子が悪くてなぜか「インドネシア」と表示されているに違いない、と思っていたのだけれど、ラホットだとわかると、「えーーーー!インドネシアからかけてるん??????えーーーーー!うっそーーーー! 嬉しーーーーーい!!」とまあ、とんでもないほど大騒ぎしてしまいました。

国際電話なんて珍しい事でも何でもないんでしょうが、ワタクシには初めての経験。
ほんまに通じるんやわーと感激感激。
ついこの前、ジャカルタに赴任した人からメール来た時もめちゃ感激したし、私ってどれだけ電波に疎いねん、ってな感じです。
彼らは結構普通にかけているんでしょうね。

話は10分くらい続きました。
「電話代、高いんとちゃうん?」
「ええねん」
「おー 金持ちやん!で、仕事はどうしてんの?」
「インドネシア、仕事ないからゴロゴロしてる」
「今はジャワ島にいてるんでしょ?(ラホットの実家はスマトラ島)」
「そう、ジャワ島、でも、仕事ない。日本、行きたいわ」
「またおいでよー」
「行く行く。一回行くわ」
「うんうん、一回おいで」
「一回とちゃうで。いっぱい日本行くわ」
「ああ、いっぱいか(笑)」
「先生、仕事は?」
「今、仕事中やでー」

ええわー ラホットの関西弁。

今日はたまたま私一人だったので、誰にも気兼ねすることなく、ラホットからの初めての国際電話を心から楽しみました。
それにしても、ほんとにえらい嬉しかったです。

ちなみに、「62」というのは、国際通話する時のインドネシアの番号です。
国際電話でも通話料がお得になるいいアプリがあるのかも。



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