両親が、郡山へ金魚を買いに連れていってほしいと言ったからです。
金魚くらいそこらの店で買ったらいいやん、と言っても、ここらへんで買ったら中国産とかの金魚しかいない、それは嫌やねんと駄々をこねるのです。
運転の大嫌いな私は嫌で仕方なかったのですが、もう十分に高齢の両親を前に後悔したくないので、ナビの使い方は勿論、現地の様子もしっかりグーグルマップで調べまくりました。
どうせ行くならと、話題の金魚の自動販売機を見に行ってきました。
金魚資料館に行ったら、今は金魚の入れ替えの時期とかで、今年の金魚はまだ1センチくらいにしかなっておらず、売りに出るのはもう少し先のことだということでした。
そのせいか、金魚はあんまりいませんでした。
帰り道、ナビがすぐに高速道路の方へとガチャガチャいうので、私は25号線で帰るねん、うるさいなと文句を言ってやりました。
設定で高速道路を案内しない方法があるのですが、そこまでまだ調べてないのでできないのです。
大和郡山はすごーく遠いところだと思っていましたが、往復100キロくらいでした。
暇な時にまた行こうっと。
今年は例年より早く、8時前には男性陣が各家を回って蓋を開けて掃除してくださり、私が外に出た時にはもうほとんど終わっていて、有難いことでした。
この辺りは70代半ばくらいの人が多いのですが、しっかりお化粧してから出てきたので掃除には間に合わなかったという人もいました。
それでも、もらうものはもらう精神は立派に育っていて、洗剤ちゃんともらった?という話に始まり、そこから恒例の井戸端会議の始まりです。
ご主人の悪口にワイワイし、孫が来たら2階からポンと足で蹴ってマットレスを落とすという話、大正琴は、発表会のたびに20万くらいする着物を買わされるからやめた、という話など、話題も満載で楽しいひとときでした。
最後の方になって年齢の話になりました。
「あと何年くらい生きたい?90くらい?」
「えー90歳までって言ったら、あと15年ほどあるやん、しんどいわ~」
「ほんなら何歳くらいがいいん?」
「そうやなあ、80歳くらいでいいわ~」
「80歳?ほんなら、溝掃除、あと5回やったら終わりやね~」
となって大爆笑で終わりました。
専務から聞いたことをもとに図面におこし、確認してもらったものです。
抜けていることとか描き加えておくこととかの説明を聞き、描きなおすのです。
話を聞き終わった後、
「snowさん、家の平面図が平行四辺形になってますね。ま、ここはこのままでいいです」と言って笑うのです。
?と思ってじっくり見てみた自分も大笑い。
平面図を描いたり立面図を描いたり、1/100にしたり1/200にしたりを繰り返していて、最後に家の平面図を描き加えたんですが、何かへんやな???とは感じていたものの、その答えがつかめないまま専務に見せたのでした。
ほんまじゃ、家の平面図なのに、土地の区画につられて家が平行四辺形になってる!(家の横線が斜めになっている)
自分でもかなり笑いました。
前半はどこかで2連休もあったようでしたが、後半なんか、2,3,4と仕事で5が休み、で、6からすでにもう仕事、というような感じです。
元々現場は、日曜以外は祭日でも仕事だったとか。
勿論その分、休日手当て有り。
それに、日給の人が多いので、全部休みにするとそういう人達の収入がかなり減るということへの配慮もあったようでした。
事務所は、姉様達が、社長の機嫌を損ねないようになんやかんや言って、何とか休みをゲットしてくれたみたいで、それだけはラッキーでした。
とはいえ、一体私は何をしていたのか、と思うほどあっという間に過ぎてしまいました。
GW初日は、生まれて初めの胃カメラでした。
体調不良が続いていて、体重が40キロを切りそうになってしまい、さすがにこれはまずいかな、ということで、やっとこさ病院に行ったのです。
元々痩せている方ではありますが、食べなかったらすぐ痩せるのに、食べても食べても太れないので、これはこれでなかなか辛いのです。
大抵の人は、すぐ痩せれるなんて羨ましいなんて言いますが、私にしたら、それ言われたらめっちゃ嫌!なのです。
それにしても、胃カメラ、鼻からだったのでまだましだったと思うんですが、私としては、やっぱりキツイでした。
検査の間中、ずっと目を閉じたままで、終わったとたん、もう嫌じゃ嫌じゃと泣き笑いみたいになってしまい、「笑う元気ありますか」と逆に笑われてしまいました。
友人が、「私なんて年に2回、胃カメラやるよー」なんて言っておりましたが、ひぇーです。
お花見に行く電車でのこと。
Aさんが乗った電車は、お花見に行くお客さんで超満員。
なのに、車内では、4~5人分は座れる場所に、荷物を広げて占領している2人組がいたらしい。
それを見たAさん、「その空いている所に座らせてもらってもいいですか?」と尋ねたところ、「次の次の駅から友達が乗ってきてここに座るので無理です」というような返事をしたらしい。
Aさんは、そんなのあり?と思ったそうだ。
同感だ。
私だったら「ええ加減にせんかい」とでも叫んでしまいそうなシチュエーションではないか。
Aさんはその後、その話を旦那さんにしたところ、旦那さんは「ええんと違う?」というような返事をしたそうで、Aさんは、そういうものなんだろうかという気持ちでずっとモヤモヤしたとのことだった。
私だったら「あほか、あんたは。どう考えてもおかしいやろ」とでも叫んでしまいそうなシチュエーションではないか。
この話を聞いていた番組の出演者は、「それは仕方ない。そういう人はおかしいと思うけれど、絶対わかってくれるなんてことないと思う。だから、こういう人もいてるねんなーと思ってさっさと忘れることにする」「子どもには『こんな人がおったよ、いろんな人、いてるなー』と話してそれとなく自分の考えを伝える」みたいなことを言っていた。
えらいなあ、この人。
私もこれくらい大人にならなければ。
ちょっと前にPCを買い換えました。
それまで使っていたのはWindows7で、もうすぐサポートが切れるからです。
画像がどうしても縦向きにならないので、このままアップします。
もっときれいな色のPCが欲しかったのですが、黒しか扱われていませんでした。
画像で見るとものすごーく地味ですが、薄くてすっきりしているし、材質もわりと気に入っています。
ネットで東芝の会員になったので、割引率が上がりました。
デスクトップ画像は、会社で使っているのと同じものにしました。
お気に入りの画像です。
会社ではダブルモニターにしているので、波がこの先まだ続いていて、結構迫力があります。
今回買ったのは、dynabook。
ずっとHPのPCが欲しかったのですが、最後の最後で、サポートのことも考えて日本製にすることにしました。
Windows7で使っていたのもdynabookだったので、まっいいか、というノリです。
拘りは、core i5 メモリ8GB SSD256GB そして、モニターがノングレア、です。
画像処理もしないし、音楽もそれほど聞かないので、私には勿体なすぎるスペックなんですが、去年の秋ごろにジョーシンやらエディオンで見たPCの、SSDの起動の速さが忘れられなかったのです。
まだほとんど使っていないということもありますが、シャットダウンなんてほぼ1秒です。
信じられない速さです。
前のPCは、父がいらないと言って持ってきたもので、NECのPCが壊れた後、仕方なく繋ぎで使っていたのですが、めっちゃくっちゃ遅くてすごいストレスだったので、それがなくなっただけでも、大分楽になりました。
出費は痛いでしたが。
さらに、3月にはもう一つ、レンジも買い換えたのです。
オーブン無しの単機能のレンジにしようかと思ったのですが、横開きドアがどうしても嫌で、前開きにしようと思ったらオーブンレンジしかなかったので(パナソニック)、これも痛い出費でしたが、泣く泣く買いました。
これ以外に、もう一つ大きな出費がありまして、さらにもう一つ、大きな出費をするかどうかでまだ迷っていることがあり、お金、めちゃくちゃ飛んでいってます(大大大泣)
エアコン、壊れませんように。
テレビ、壊れませんように。
映画にもなっているようですね。
だいぶん前から予約本にしてあった作品をやっと読みました。
4篇あって、どれも泣ける話で、読み始めた時はまだ内容を知らなかったため、車の1か月点検での待ち時間に持っていってホンダで読んでいたのですが、途中でマズイ!と気が付き、泣きそうになるたびにキョロキョロして涙を隠して読みました。
文中に「幸せに生きる才能」という言葉が出てきたんですが、いい言葉だなあ。
過去に戻るための設定がなかなか凝っています。
未来にも行けるということで、なるほど、だから最後の作品がこれなのかと納得します。
辻村深月さんの「ツナグ」という作品があります。
これは映画で見て、もうめちゃくちゃ泣いたんですが、なんとなく作品の雰囲気が似ているなあと思いました。
ちょっと他の作品と違う印象で、ラスト、泣けたりなんかして、それが私はわりと好きでした。
ドアを開けたシーンのあの驚きだって忘れられない。
重力ピエロは、ドラマを見てしまったので作品を読んでいません。
もうひとつ、やっぱりドラマ(映画?)を見てしまったので、それも読んでいません。
個人的には「ガソリン生活」結構好きだったんですが、これはそれほど人気がないのでしょうか。
会社の前で緑のデミオが通り過ぎるのを見たときは、運命を感じたものでした。
買わなかったけど、デミオ。
オーデュポンの祈りは、うーん、でした。
フィッシュストーリーとかは全然覚えていないです。
確か、息子から借りた。
SOSの猿とオーデュポンの祈りとどっち選ぶ?とか言われたらどないしましょ。
ラッシュライフは読んだか?読んでないか?読んだか?読んでないか?
読んでいないのがまだ大分残っているなあ。
話が三つありました。
あっちへいったりこっちへいったりで、いつもの伊坂ワールドです。
三つの話も面白かったのですが、あとがきを読んで、東日本大震災との関連から「仙台ぐらし」というエッセイを是非読んでみたいと思いました。
さて、みんながよくやっている伊坂作品の好きな作品、ちょっと私もやってみました。
と言っても、タイトルだけでは内容がもひとつハッキリ思いだせなかったのが結構あって、それは除外しました。
となると、こうなりました。
・チルドレン
・サブマリン
・陽気なギャングが地球を回す(他ギャングシリーズ)
・ガソリン生活
・死神の精度(浮力よりこっちがよかったような)
・アヒルと鴨のコインロッカー(絶対再読したい)
・マリアビートル
・グラスホッパー
・砂漠
三崎亜記 「30センチの冒険」
島本理生 「ファーストラヴ」
青山文平 「励み場」
「30センチの冒険」はファンダジー。
紹介して下さった方も書いておられましたが、冒頭からぐっと引き込まれました。
あっという間に無理なく異世界に放り込まれ、話が進んでいきます。
30センチと言うのは30センチのものさしのことで、何かある度に短くなっていくのも面白く、この先どうなるんだろうという思いがずっと続きます。
わかってはいても、無事に帰れてよかったなーと。
島本理生「ファーストラヴ」は重い作品でした。
この本の帯に「涙を流さずに泣くことの意味を、僕はこれからも考えていくと思う」という、俳優の坂口健太郎の言葉が載っていました。
坂口健太郎、知っていますか?
スズキのラパンのCMで「ラパンに乗って、君の横顔が素敵だって、気が付きました」なんて言って照れている彼、あれが坂口健太郎です。
あのCM、大好き、坂口健太郎、ステキ過ぎ。
扱われているのは虐待です。
殴る蹴るではありませんでしたが、男性にはわかりにくい内容の感覚ではないかと思います。
本来なら娘を庇うはずの立場であろう母親が、検察側の証人に立つし、これだけでも重い。
この事件に関わって行く臨床心理士の真壁由紀、由紀の旦那さんが出来すぎなほどいい人で、家族の形が対比的で印象に残りました。
最後の裁判で色々なことがわかって一気に読み進めたのですが、それまでの話の進め方比べて、ちょっとまとめすぎという気がしました。
青山文平 「励み場」
「名子」という言葉が出てきました。
江戸幕府開闢時に、武家の身分より領地をとって農民になった名主の、昔の家臣が「名子」であるとのこと。
ずっと読み進めていって、主人公の笹森信郎が、調査に向かった先の名主、久松加平と向かい合って話をする場面まで来て、あとちょっとしかないのにこの先どう展開するのか?と思っていたら、そこからがやっぱり青山文平でした。
これと並行して、妻の智恵の思いも描かれています。
特に派手さがあるわけではなく静かな話でしたが、よかったなと思った一冊でした。
最近、小説以外をちょくちょく手にしています。
読んでよかったと思ったのが次の一冊。
金子兜太 「悩むことはない」
朝日俳壇の選者をされていたので、たまにそれを読んでいたくらいでしたが、兜太さんの語りが実に魅力的でした。
時代というものを思い、繋がりというものを思い、心に留めておくことを思い。
素直に、面白かったです。
