久しぶりに本を買いました。
サバの水煮缶はだいぶん前から使っていて、ストックもあるんですが、どうもこのレシピ本がとってもよく売れているということだったので、ついつい買ってしまいました。
届いたら、小さな本でびっくりしましたが、レパートリーを増やすチャンスでございます。
大いに頑張ろうと思います。
家で一番よく作るのは炊き込みご飯です。
普通のおかずにしても美味しいです。
いつも買うのは100円くらいのもの、たまに贅沢して200円くらい出す時もあります。
これはもひとつだなと思うのもあったのですが、色々試したので、それがどれだったか忘れてしまいました。
「さあ、最強の健康食 さば水煮缶で 健康生活はじめましょう!」(17ページより)
サバの水煮缶はだいぶん前から使っていて、ストックもあるんですが、どうもこのレシピ本がとってもよく売れているということだったので、ついつい買ってしまいました。
届いたら、小さな本でびっくりしましたが、レパートリーを増やすチャンスでございます。
大いに頑張ろうと思います。
家で一番よく作るのは炊き込みご飯です。
普通のおかずにしても美味しいです。
いつも買うのは100円くらいのもの、たまに贅沢して200円くらい出す時もあります。
これはもひとつだなと思うのもあったのですが、色々試したので、それがどれだったか忘れてしまいました。
「さあ、最強の健康食 さば水煮缶で 健康生活はじめましょう!」(17ページより)
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北森 鴻 「邪馬台」
考古学に興味あるならどうかと紹介して頂きました。
これは蓮杖那智シリーズと言うことでしたが、図書館に行った時、シリーズⅣのこれしかなかったので、まっいいかと思って読みました。
あとがきを読み終えて、私は何と特殊な一冊を選んでしまったのかと思いました。
作者の北森 鴻さんは、この作品を執筆中に亡くなり、「本来なら未完として終わるはずだった作品を、浅野里沙子さんという作家が書き継いで完成させた」とのこと。
蓮杖那智と言うのは、美貌で異端の民族学者という設定です。
「明治時代に忽然と消失した村が残した奇妙な文書は、邪馬台国の真相へと至る秘録だった! 異端の民俗学者・蓮丈那智の手に渡った「阿久仁村遺聞」。仲間たちとそこに隠された深い謎を追ってゆくうちに、数々のキーワードが浮かんできた。銅鏡、鬼、殺戮、たたら製鉄、出雲大社……。」
ということで、タイトルだけで何の話かはすぐわかります。
地名とか天皇の名前とか色々出てきて、読みながらちょいちょい寝てしまったりもしましたが、神話の意味とか移動する製鉄民族のこととか、考察が色々と面白かったです。
まだ行ったことのない出雲大社へも、早く行ってみたくなりました。
ただ、やはりシリーズⅣということで、前作を読んでいないとわからないこともあって、やはりⅠから読むべしだと。
読むぞ。
考古学に興味あるならどうかと紹介して頂きました。
これは蓮杖那智シリーズと言うことでしたが、図書館に行った時、シリーズⅣのこれしかなかったので、まっいいかと思って読みました。
あとがきを読み終えて、私は何と特殊な一冊を選んでしまったのかと思いました。
作者の北森 鴻さんは、この作品を執筆中に亡くなり、「本来なら未完として終わるはずだった作品を、浅野里沙子さんという作家が書き継いで完成させた」とのこと。
蓮杖那智と言うのは、美貌で異端の民族学者という設定です。
「明治時代に忽然と消失した村が残した奇妙な文書は、邪馬台国の真相へと至る秘録だった! 異端の民俗学者・蓮丈那智の手に渡った「阿久仁村遺聞」。仲間たちとそこに隠された深い謎を追ってゆくうちに、数々のキーワードが浮かんできた。銅鏡、鬼、殺戮、たたら製鉄、出雲大社……。」
ということで、タイトルだけで何の話かはすぐわかります。
地名とか天皇の名前とか色々出てきて、読みながらちょいちょい寝てしまったりもしましたが、神話の意味とか移動する製鉄民族のこととか、考察が色々と面白かったです。
まだ行ったことのない出雲大社へも、早く行ってみたくなりました。
ただ、やはりシリーズⅣということで、前作を読んでいないとわからないこともあって、やはりⅠから読むべしだと。
読むぞ。
お盆休みの前に一つおすそ分けしてもらったマンゴー。
会社にお中元で届いたものだから、めっちゃ美味しかった。
とりあえず半分はこの形に切ったけれど、あとの半分は食べやすいように普通に皮をむいて食べました。
美味しいものは本当に人を幸せにしてくれますね。
↓ これは、先日もらったそうめんかぼちゃ。
金糸瓜というそうで、初めて食べる食材でした。
切って茹でたら、↓ のようになるのです。
茹でたらよく水で冷まして、と書いてあったのでそうしたのですが、それでも、ほぐす時に奥の方がまだ熱くって、あちちちっ!となりました。
出来上がりは不思議で面白かったです。
タッパーに入れた残り物の写真ですみません。
とてもシャキシャキした食感で、とりあえず、胡麻ドレッシングをかけたりマヨネーズをかけたり、ポン酢をかけたりして食べてみました。
まだ残ってるよん。
アルベルトという青年は、日本に研修に来て1年後にインドネシアに帰国。
その半年後に、研修先の会社から誘われて再び来日。
それから5年たっているらしい。
今はその会社を辞め、別の会社で働いている。
ハローワークに行き、自分で探してきた会社である。
何で前の会社を辞めたかと言うと、社長が自分たちのことしか考えていなくて、もうやってられんと思ったからだそうだ。
今の会社も元々は家族経営だったらしいが、どこかの会社に吸収され、その親会社から誰かが社長として出向しているらしく、業績の報告がちゃんとあって、利益が上がればそれを社員に伝え、社員もそれなりのことをしてもらえるシステムになっていて嬉しいと喜んでいた。
それ以外にも、会社に提案をすれば、一件につき1000円もらえるという話も聞いた。
どんなことを提案するのかと尋ねたら、どこどこについている鏡はこっちからは見にくいのでこちらに付け替えてほしいとか、階段の段差が大きくて荷物を運ぶときに危ないのでもっと低くしてほしいとか、そんなようなことをあれこれ提案して、今までにいくらかもらったということだった。
別に、大きなことを提案しなくては意味がない、というようなことではないらしい。
なるほどなあ。
こうだったらいいのになと思うことは様々にあるだろうけれど、それを現場にいる社員からきちんと吸い上げてくれるのがいいなと思った。
物を言ってもいい、会社がそこにお金をかけてもいいと考えている。
社員のモチベーションも上がるだろうとも思う。
もしみんなが同じことを提案したらどうなるのかと尋ねたら、去年、みんなで相談してみんなで同じことを提案したら、同じ提案があった時は一番先に提案した人の分以外は却下、という決まりになったと言っていた。
うんうん、そりゃそうだよね。
その半年後に、研修先の会社から誘われて再び来日。
それから5年たっているらしい。
今はその会社を辞め、別の会社で働いている。
ハローワークに行き、自分で探してきた会社である。
何で前の会社を辞めたかと言うと、社長が自分たちのことしか考えていなくて、もうやってられんと思ったからだそうだ。
今の会社も元々は家族経営だったらしいが、どこかの会社に吸収され、その親会社から誰かが社長として出向しているらしく、業績の報告がちゃんとあって、利益が上がればそれを社員に伝え、社員もそれなりのことをしてもらえるシステムになっていて嬉しいと喜んでいた。
それ以外にも、会社に提案をすれば、一件につき1000円もらえるという話も聞いた。
どんなことを提案するのかと尋ねたら、どこどこについている鏡はこっちからは見にくいのでこちらに付け替えてほしいとか、階段の段差が大きくて荷物を運ぶときに危ないのでもっと低くしてほしいとか、そんなようなことをあれこれ提案して、今までにいくらかもらったということだった。
別に、大きなことを提案しなくては意味がない、というようなことではないらしい。
なるほどなあ。
こうだったらいいのになと思うことは様々にあるだろうけれど、それを現場にいる社員からきちんと吸い上げてくれるのがいいなと思った。
物を言ってもいい、会社がそこにお金をかけてもいいと考えている。
社員のモチベーションも上がるだろうとも思う。
もしみんなが同じことを提案したらどうなるのかと尋ねたら、去年、みんなで相談してみんなで同じことを提案したら、同じ提案があった時は一番先に提案した人の分以外は却下、という決まりになったと言っていた。
うんうん、そりゃそうだよね。
麻生 幾 「アンダーカバー」
「公安調査庁の分析官・芳野綾は、現場調査官である沼田から、武装した大量の中国漁船が尖閣諸島へ向けて4日後に一斉出港、 6日後の早朝には上陸して実効支配するという報告を受ける。しかし関連省庁はいずれもその情報を否定し、 沼田に情報提供した協力者にしてもダブル(二重スパイ)の疑惑が掛けられる。 綾の必死の分析を嗤うかのように、巧みに仕掛けられた壮大な陰謀がカウントダウンを始めた!」
面白かったです。
ですが、結構説明が多くてしんどかった。
中国絡みの話だし、おまけに、部署とか部門とか、様々な機関から色んな人物が登場しているし、協力者がどうのこうのとこれまた色々出てきて覚えられず、あんまり真面目に読んでいたら疲れてしまうので、途中からぱぱぱっと読み進めました。
何と言っても最初から最後までずっと緊張感が持続しました。
潜水艦ってそういうこともできるのかと、そういう事にもとても驚きました。
初めのうちは、主人公の綾の方が騙されているんじゃないのかと心配にもなっていたのですが、勿論そういうことはなく、ですが、あれはどういうことだったの?と思う箇所も残っているのですが、あまり深く考えないことにしましょ。
それにしても、政治の世界って本当にコワイ。
どれだけ秘密ばかりやねん、って感じです。
「公安調査庁の分析官・芳野綾は、現場調査官である沼田から、武装した大量の中国漁船が尖閣諸島へ向けて4日後に一斉出港、 6日後の早朝には上陸して実効支配するという報告を受ける。しかし関連省庁はいずれもその情報を否定し、 沼田に情報提供した協力者にしてもダブル(二重スパイ)の疑惑が掛けられる。 綾の必死の分析を嗤うかのように、巧みに仕掛けられた壮大な陰謀がカウントダウンを始めた!」
面白かったです。
ですが、結構説明が多くてしんどかった。
中国絡みの話だし、おまけに、部署とか部門とか、様々な機関から色んな人物が登場しているし、協力者がどうのこうのとこれまた色々出てきて覚えられず、あんまり真面目に読んでいたら疲れてしまうので、途中からぱぱぱっと読み進めました。
何と言っても最初から最後までずっと緊張感が持続しました。
潜水艦ってそういうこともできるのかと、そういう事にもとても驚きました。
初めのうちは、主人公の綾の方が騙されているんじゃないのかと心配にもなっていたのですが、勿論そういうことはなく、ですが、あれはどういうことだったの?と思う箇所も残っているのですが、あまり深く考えないことにしましょ。
それにしても、政治の世界って本当にコワイ。
どれだけ秘密ばかりやねん、って感じです。
本城 雅人 「傍流の記者」
「優秀な記者ばかりがそろった黄金世代。だがこの中で社会部長になれるのはたったひとり。出世レースが佳境を迎えたそのとき、新聞社が倒れかねない危機が。男たちが選んだ道とは。」
同期の6人がそれぞれの立場で頑張っているのですが、皆個性的で、さらに社内では色々なことが起こります。
人間臭い失敗もあって、だからこその作品なんだなと改めて思います。
新聞社内の社会部、政治部の部署間の葛藤も、採用した新人の配属の仕方もシビアで、でも会社という組織では当然のことで、その内情など詳しく書いてありました。
6人の記者の名前、なるほどそういうことだったのかとラストでわかって面白いです。
ラストも面白かったです。
他の作品も是非読んでみたいです。
それにしても、ビビりの私には、たとえ能力があったとしても(ないけど)、新聞社のこの厳しさ、この業界で働く選択は絶対あり得ないなということがハッキリしました(*^_^*)
「優秀な記者ばかりがそろった黄金世代。だがこの中で社会部長になれるのはたったひとり。出世レースが佳境を迎えたそのとき、新聞社が倒れかねない危機が。男たちが選んだ道とは。」
同期の6人がそれぞれの立場で頑張っているのですが、皆個性的で、さらに社内では色々なことが起こります。
人間臭い失敗もあって、だからこその作品なんだなと改めて思います。
新聞社内の社会部、政治部の部署間の葛藤も、採用した新人の配属の仕方もシビアで、でも会社という組織では当然のことで、その内情など詳しく書いてありました。
6人の記者の名前、なるほどそういうことだったのかとラストでわかって面白いです。
ラストも面白かったです。
他の作品も是非読んでみたいです。
それにしても、ビビりの私には、たとえ能力があったとしても(ないけど)、新聞社のこの厳しさ、この業界で働く選択は絶対あり得ないなということがハッキリしました(*^_^*)
荻原 浩 「オロロ畑でつかまえて」
池澤 夏樹 「キトラ・ボックス」
オロロ畑・・・は、個性的な登場人物に加え、ありえない町おこしの騒動。
脇坂涼子の最後の決断は予想がつきましたが、それはそれでやっぱり面白かく、応援したくなりました。
ユニバーサル広告社シリーズ第1作だということですが、なるほど、読んでみたくなるようなメンバーが揃っていたことに納得。
しばらくしたら、また借りに行こうと思います。
前作「アトミック・ボックス」が面白かったので、ちょっと期待が大きかった「キトラ・ボックス」。
「キトラ古墳の謎、北京の陰謀。1300年の時空を超えた考古学ミステリー」
「アトミック・ボックス」のメンバーも少し出てくるので、これを読んでいないと面白さがわかりにくいと思います。
どっちかというと「アトミック・ボックス」の方が好きです。
「キトラ・ボックス」も、中国の民族問題とかも出てくるし、古代の人々も出てくるし、古墳の盗掘者も出てくるし、出だしを読んだ時は、いつの時代の話?とビックリしたし、興味は尽きることなく読み進めることができたんですが、話の大きさに比して、拉致事件の緊迫感とかが弱い感じがしたし、謎も一気に解明しすぎという気がして、そこが「アトミック・ボックス」と比べてちょっとと思ったのです。
でも、読んでよかったと思います。
考古学、興味あります。
池澤 夏樹 「キトラ・ボックス」
オロロ畑・・・は、個性的な登場人物に加え、ありえない町おこしの騒動。
脇坂涼子の最後の決断は予想がつきましたが、それはそれでやっぱり面白かく、応援したくなりました。
ユニバーサル広告社シリーズ第1作だということですが、なるほど、読んでみたくなるようなメンバーが揃っていたことに納得。
しばらくしたら、また借りに行こうと思います。
前作「アトミック・ボックス」が面白かったので、ちょっと期待が大きかった「キトラ・ボックス」。
「キトラ古墳の謎、北京の陰謀。1300年の時空を超えた考古学ミステリー」
「アトミック・ボックス」のメンバーも少し出てくるので、これを読んでいないと面白さがわかりにくいと思います。
どっちかというと「アトミック・ボックス」の方が好きです。
「キトラ・ボックス」も、中国の民族問題とかも出てくるし、古代の人々も出てくるし、古墳の盗掘者も出てくるし、出だしを読んだ時は、いつの時代の話?とビックリしたし、興味は尽きることなく読み進めることができたんですが、話の大きさに比して、拉致事件の緊迫感とかが弱い感じがしたし、謎も一気に解明しすぎという気がして、そこが「アトミック・ボックス」と比べてちょっとと思ったのです。
でも、読んでよかったと思います。
考古学、興味あります。
