三浦しをん 「舟を編む」
Ini buku cerita,penulis Shion Miura.
言わずと知れた、2012年の本屋大賞作品。
やっと読みましたvv
知らない言葉がちょくちょく出てきて、「花布(はなぎれ)」と言う言葉もその一つ。
まず、タケおばあさんがいい。
タケおばあさんの下宿がそのまま馬締(まじめ)と香具矢(かぐや)の新居になっていくのもいい。
軽キャラの西岡だっていい味を出している。
「『しま』を説明しろ」と言われ、「しま」と聞いても「島」しか思いつず、しかも、「海にぽっかり浮かんでいるもの」と答えた西岡、、、尋ねられたら私もきっとこう言いそうvv
辞書に使われる紙についてのやり取りも興味深かった。
15年もかけて作りあげた「大渡海」の完成を目の前にして亡くなってしまった松本先生の場面では、ついつい涙も。
いい作品でした。
Ini buku cerita,penulis Shion Miura.
言わずと知れた、2012年の本屋大賞作品。
やっと読みましたvv
知らない言葉がちょくちょく出てきて、「花布(はなぎれ)」と言う言葉もその一つ。
まず、タケおばあさんがいい。
タケおばあさんの下宿がそのまま馬締(まじめ)と香具矢(かぐや)の新居になっていくのもいい。
軽キャラの西岡だっていい味を出している。
「『しま』を説明しろ」と言われ、「しま」と聞いても「島」しか思いつず、しかも、「海にぽっかり浮かんでいるもの」と答えた西岡、、、尋ねられたら私もきっとこう言いそうvv
辞書に使われる紙についてのやり取りも興味深かった。
15年もかけて作りあげた「大渡海」の完成を目の前にして亡くなってしまった松本先生の場面では、ついつい涙も。
いい作品でした。
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斉木香津 「凍花」(いてばな)
三姉妹の長女が次女を殺した。才色兼備で仕事も順調だった長女は、なぜ犯行に及んだか。
残された三女の柚香が、自分の知らない姉の別の顔を知ることになり、、、
ラストで柚香がこう言う。
「(猫の集会をしている)猫たちを見ていたら、顔に大きな傷があって片目だけしか開いていない子がいたり、耳が欠けている子がいたりするのに気づいた。でもね、そういうこと、まわりも自分もまったく気にしていないみたいで、みんな堂々としているの。しばらく見ていたら、私、生きるってこういうことなのかなって思っちゃった・・・・・」
裏も表も全部ひっくるめてその人。
それは誰だって同じ。
わかっててもなあ、つい、一面だけみて判断してしまうこと、よくありますが(^_^;)
私には弟しかいないので、姉とか妹(特に姉)がいたらいいのになあとよく思ったりしていましたが、美人三姉妹ってのもいろんな苦労があってなかなか大変ですねぇ。。
いや、「美人」がつかなきゃ問題ないか。
三姉妹の長女が次女を殺した。才色兼備で仕事も順調だった長女は、なぜ犯行に及んだか。
残された三女の柚香が、自分の知らない姉の別の顔を知ることになり、、、
ラストで柚香がこう言う。
「(猫の集会をしている)猫たちを見ていたら、顔に大きな傷があって片目だけしか開いていない子がいたり、耳が欠けている子がいたりするのに気づいた。でもね、そういうこと、まわりも自分もまったく気にしていないみたいで、みんな堂々としているの。しばらく見ていたら、私、生きるってこういうことなのかなって思っちゃった・・・・・」
裏も表も全部ひっくるめてその人。
それは誰だって同じ。
わかっててもなあ、つい、一面だけみて判断してしまうこと、よくありますが(^_^;)
私には弟しかいないので、姉とか妹(特に姉)がいたらいいのになあとよく思ったりしていましたが、美人三姉妹ってのもいろんな苦労があってなかなか大変ですねぇ。。
いや、「美人」がつかなきゃ問題ないか。
伊坂幸太郎 「残り全部バケーション」
マンションの一室。
ある家族(夫婦と娘)がダイニングテーブルに集まって話をしている。
この家族は、実はもう家族ではない。
夫婦はもう離婚している。
冒頭の場面は、さあ引っ越しという段階、それぞれに秘密を暴露し合おうという流れで集まっているのだ
けれど、その時、父親の携帯に知らない人からメールが届く。
「適番でメールしてみました。友達になろうよ。ドライブとか食事とか」
わけのわからないメールに、家族3人の話が続く。
そして母親が言う。
「返信して聞いてみてよ」「ドライブの車って何人のりか」
父親が答える。
「みんなで行く気かよ!」「俺の友達なのに!」
という導入段階ですっかり引き込まれました。
陣内を思い出すなあ。(余談ですが、早く返してほしい「チルドレン」>息子よ)
ラストで暴露される部分、キャラ的に若干どうかな?と思いましたが、やっぱり面白かったです。
マンションの一室。
ある家族(夫婦と娘)がダイニングテーブルに集まって話をしている。
この家族は、実はもう家族ではない。
夫婦はもう離婚している。
冒頭の場面は、さあ引っ越しという段階、それぞれに秘密を暴露し合おうという流れで集まっているのだ
けれど、その時、父親の携帯に知らない人からメールが届く。
「適番でメールしてみました。友達になろうよ。ドライブとか食事とか」
わけのわからないメールに、家族3人の話が続く。
そして母親が言う。
「返信して聞いてみてよ」「ドライブの車って何人のりか」
父親が答える。
「みんなで行く気かよ!」「俺の友達なのに!」
という導入段階ですっかり引き込まれました。
陣内を思い出すなあ。(余談ですが、早く返してほしい「チルドレン」>息子よ)
ラストで暴露される部分、キャラ的に若干どうかな?と思いましたが、やっぱり面白かったです。
とあるお得意さまから修理に行くようにと言われて行ったお家。
その日はいつもの職人さんの都合がどうしてもつかなくて、下請けさんの一人にお願いして行ってもらった。
電話であらかじめ、どこどこが出っ張っているから車で入るときは気を付けてくださいね、とその家の人(おじいさん)に教えられ、きちんとした話し方をする人だなあという印象を受けていたのだけれど、修理の内容にどうも納得いかなかったらしく、「まだ治ってないのに・・・まだ治ってないのに・・・・」と何度も繰り返し、どうしても修理代を払おうとしなかったらしい。
職人の方も、相手がお得意さんの建てた家のお客さんだからあんまり文句も言えないと思い、「じゃ、もうよろしいわ」と言って帰ってきた。
事務所では、とにかくしばらく様子を見ようということになり、しばらく待っていたのだけれど、結局その後お客さんから連絡は入らず、修理代はもらえないままになってしまった。
細かい部分は省いて書いているので、↑ これだけではうまく伝わらないのですが、何を言いたいかといいますと、この山田さん、私はこの人の家の前を毎日通って会社へ行くのです。
で、ある日、この家の前で、家の中に入っていくおじいさんを見かけ、これがあの時のおじいさんか、とわかると、ついつい顔をじっくり見てしまい、この人が修理代払えへんかったんやな、と前を通る度に思い出し、根性の悪そうな顔してるわ、と必要以上に思わずにいられなくなってしまったのです。
その日はいつもの職人さんの都合がどうしてもつかなくて、下請けさんの一人にお願いして行ってもらった。
電話であらかじめ、どこどこが出っ張っているから車で入るときは気を付けてくださいね、とその家の人(おじいさん)に教えられ、きちんとした話し方をする人だなあという印象を受けていたのだけれど、修理の内容にどうも納得いかなかったらしく、「まだ治ってないのに・・・まだ治ってないのに・・・・」と何度も繰り返し、どうしても修理代を払おうとしなかったらしい。
職人の方も、相手がお得意さんの建てた家のお客さんだからあんまり文句も言えないと思い、「じゃ、もうよろしいわ」と言って帰ってきた。
事務所では、とにかくしばらく様子を見ようということになり、しばらく待っていたのだけれど、結局その後お客さんから連絡は入らず、修理代はもらえないままになってしまった。
細かい部分は省いて書いているので、↑ これだけではうまく伝わらないのですが、何を言いたいかといいますと、この山田さん、私はこの人の家の前を毎日通って会社へ行くのです。
で、ある日、この家の前で、家の中に入っていくおじいさんを見かけ、これがあの時のおじいさんか、とわかると、ついつい顔をじっくり見てしまい、この人が修理代払えへんかったんやな、と前を通る度に思い出し、根性の悪そうな顔してるわ、と必要以上に思わずにいられなくなってしまったのです。
たまたま図書館に行ったら、もうすぐ特別整理期間に入るから今借りたら長-いこと借りれるということだったので、この前の「骨を彩る」と一緒に、適当に選んで借りてきた作品。
これがオモシロかった。
恩田 陸 「上と外」 上・下
両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度、中米のG国で集う。そしてそこで4人はクーデターに巻き込まれ、ヘリから兄妹が落下、親子は離れ離れに。 ジャングル内を疲労困憊でさまよう兄妹はどうなるのか?
密林での兄妹のサバイバル物語、そして同時に、両親がどうやって二人を助け出そうとするのか、ずっと面白く読めました。
いろんなシーンで、どうする?どっちを選ぶ?とこっちまでドキドキ。
マヤの末裔の人々が出てきて「成人式」が始まって、イザベラ山が噴火して、、、とまあ、サバイバルが続き、迫力満点。
ラストは見え見えで、しかもあっという間に無難にまとめた、みたいな印象がありましたが、それまでがよかったらから、よしとします。
これがオモシロかった。
恩田 陸 「上と外」 上・下
両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度、中米のG国で集う。そしてそこで4人はクーデターに巻き込まれ、ヘリから兄妹が落下、親子は離れ離れに。 ジャングル内を疲労困憊でさまよう兄妹はどうなるのか?
密林での兄妹のサバイバル物語、そして同時に、両親がどうやって二人を助け出そうとするのか、ずっと面白く読めました。
いろんなシーンで、どうする?どっちを選ぶ?とこっちまでドキドキ。
マヤの末裔の人々が出てきて「成人式」が始まって、イザベラ山が噴火して、、、とまあ、サバイバルが続き、迫力満点。
ラストは見え見えで、しかもあっという間に無難にまとめた、みたいな印象がありましたが、それまでがよかったらから、よしとします。
