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なんやかんや
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近藤 史恵 「スーツケースの半分は」

「真美は、結婚して3年。新婚旅行の時にも、結婚してからも、「長い休みがとれる時にしよう」と夫に却下されたニューヨークに行き。そんな時、フリマで見つけた青いスーツケースを買った真美。」
そのスーツケースは、友人達にバトンされ、その都度、話が展開していきます。
いい作品を紹介していただきました。
面白かったー
最初の真美、「行きたい場所には自分で行く」そうですね、うん!
ゆり香をアブタビに連れて行った男がいましたが、なんやねん、こいつ、でしたね(^-^)/

では、返却しに行って次の本を借りてくるとします。

 

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恒川 光太郎 「無貌の神」

「貌のない神は、喰う――。赤い橋の向こう、世界から見捨てられたような禁断の地にさまよいこんだ私。かの地の中心には、顔のない神が坐して、輝きを放っていた。万物を癒やす力を持つその神には、代々受け継がれている秘伝の奥義があった。そのことを知った私がとった行動とは?(「無貌の神」)」

短編が6つでした。
表題作以外では、「死神と旅する女」「廃墟団地の風人」が良かったです。
いつものように、どことなく救いのようなものがあるような無いような。
救いと言ってしまうのはおかしいような気もするのですが、そんな気持ちになるのです。
表題作が一番初めにあったので、最後の作品も期待したのですが、私はちょっと・・でした。

最近図書館で借りてくる本は、どれも新品のような本ばかりで気持ちがいいです。
次の本は「予約が殺到しています」のシールが貼ってあるので、ちゃっちゃと読まなくてはいけません。

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戌井 昭人 「すっぽん心中」

独特なので、ちょっと覚悟して読み始めたんですが。
ちょっと前に読んだ「のろい男」は結構楽しめましたが、この作品は、嫌いじゃないけど好きじゃない、という感じです。
最初の話「すっぽん心中」は最後のすっぽんのぐちゃぐちゃにちょっと引いてしまったのだけれど、モモとの会話は何だか妙にパキパキした印象。
二つ目の「植木鉢」、殺人事件になぜか執着する男の変な行動。
最後の「鳩居野郎」の話もまたあほらしい内容でしたが、それはそれで印象的で。

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伊坂 幸太郎 「陽気なギャングは三つ数えろ」

予約かごにはいくつかの本を入れてありますが、実際に予約する時は、かごに入れてある本のタイトルをクリックして、他の誰も予約していない本を選んで借りています。
すぐに借りることができるからです。
この本もそういう一冊でした。
シリーズものなので絶対読みたかった一冊。
絶体絶命なのに、相変わらず予測のつかないラストの展開に笑えました。
響野、成瀬、久遠、雪子 の懐かしい4人組、外せない一冊です。




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村山 早紀 「桜風堂ものがたり」

百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は・・・」

書店員の話でした。
冒頭から、この書き方は好きだなあと思えるものだったので、ゆっくり読みました。
若干話ができすぎな感じもしましたが、書店で働くという事、書店員の仕事のあれこれ、今の書店の抱える問題、全国の書店員同志の繋がり、本への深い思いなど、教えられることもたくさんあり、読んでいると、私もすごく本屋で働きたくなってきました。
なーんて、本はいつも図書館で借りて読む私が言うのもなんですが・・・
ラストもちょっと驚く展開になっていて、いい作品でした。

周りに本の話ができる人はあまりいないので寂しいのですが、読書の楽しみから離れることは私はできないです。

次の本を今日借りてきました。
1ページ目から大好きです(^-^)/
多分、再読ではない・・・・でしょう。







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月村 了衛 「追想の探偵」

「消息不明の大物映画人を捜し出し、不可能と思われたインタビューを成功させる――〈人捜しの神部〉の異名を取る女性編集者・神部実花は、上司からの無理難題、読者からの要望に振り回されつつ、持てるノウハウを駆使して今日も奔走する。だが自らの過去を捨てた人々には、多くの謎と事情が隠されていた。次号の雑誌記事を書くために失われた過去を追う実花の取材は、人々の追憶を探る旅でもあった……」

短編集でした。
人々の記憶を頼っての人探しの大変さは、好きじゃなきゃできない、なんて言う生易しいものではないなーと思いました。
そして、辿って行くうちにわかっていく事実に耐えうる強さもなければできない仕事です。
「それが私の仕事ですから」と言ってのける実花。
それにしても、人が違えばこだわる部分もみんな違う、それが面白かったです。








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佐藤 多佳子 「明るい夜に出かけて」

冒頭少し読んで、もしかしてまた暗い話?と心配になり、軽く検索。
おもしろかったーという意見がわりと目についたので、頑張って読みました。
うん、面白かった!
第2章でちょっとした女子高生が出てくるのですが、その辺から笑えました。
ラジオリスナーの話で、実在の人の番組が書かれていて、リスナー達の楽しみしている気持ち?そんなものがちょっと想像できて、ラジオの良さに引き込まれました。
ラジオは、毎朝、毎夕、仕事の行き帰りで聞いていて、ほんの少しの時間なんですけど、それがとてもおもしろくて、いつか録音して聞きたいと思ったこともあります。
コンビニでの仕事の様子も、ふーむそうなのか、といろいろ勉強に。
ツイッターのこと、ラインのこと、いかにも今の時代で、でも、はじめ主人公はラインとかも大嫌いだったんですね。
そう言えば、主人公の設定もちょっと変わっていました。
ほー という感じ。
人物の設定に、何となく、伊坂小太郎の「チルドレン」を思い出したかなあ。
それと、もしかしたらこのテンポはあまり好きじゃないと思う人もいるかもなあとちょっとだけ思いました。




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宮下 奈都 「よろこびの歌」

「有名なヴァイオリニストの娘で、声楽を志す御木元玲は、音大附属高校の受験に失敗、新設女子高の普通科に進む。挫折感から同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。しかし、校内合唱コンクールを機に、頑なだった玲の心に変化が生まれる――。見えない未来に惑う少女たちが、歌をきっかけに心を通わせ、成長する姿を美しく紡ぎ出す」
二胡の前の先生が、ちょっと玲に似たところがあったかなあと思いました。
とてもとても熱心なんですが、それゆえに、という感じなところがあって、嫌な思いをした人も確かにいただろうと思います。
それはまあさておいて、こういう風にみんなが少しずつ心を通い合わせていく話はいいですね!
心に響くフレーズもたくさんありました。


貫井 徳郎 「空白の叫び」

借りて来たら文庫本の「上巻」で、えっ、と思いながら読み始めたんですが、あんまりにも暗い話だし、調べたら全部で「上中下」の3巻だそうで、ますます、えっ、となって、上巻あと50ページくらいでしたが挫折しました。
みんなどんな感想もってるんだろうと検索したら、夢中になって読んだとか言う人もいました。
まあ人それぞれなんですが、私は無理。
たまたま、ずーっと前に予約してた本を3冊もいっぺんに読まなくてはいけなくなったので、挫折です。
暗すぎ。
しんどい。
こんな中学生、おるんかい。
おるんかなあ。













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やっと一冊読み終わりました。

朝井 リョウ 「世界地図の下書き」

親がいなかったり、いても上手くいかなくて別れて暮らす子どもたちの集まる「青葉おひさまの家」での子どもたちの物語でした。
みんな、色々な悲しみを背負っているのですが、悲しみに押しつぶされてしまっている子はいません。
施設の子どもたちの関係も良く、蛍祭りに向けてみんなの心がどんどん強く結びついていくのはとてもよかったです。
何となく気になっていた淳也のこと、ああやっぱりそうだったのかとわかった時は、泣けてしまいました。
「いじめられたら逃げればいい。笑われたら、笑わない人を探しに行けばいい。うまくいかないって思ったら、その相手がほんとうの家族だったとしても、離れればいい。そのとき誰かに、逃げたって笑われてもいいの。」
蛍祭り、モチーフになっているお祭りが日本にもあるそうです。
台湾とかベトナムとかタイとか、あちこちでもありますよね。
一度は見てみたいなあ。

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朝井 リョウ 「何者」
「同じ大学に通う5人の学生が、就職活動を通して自分が「何者」であるかを模索していく物語。大学の劇団に所属していた拓人と、同居人でバンド活動を引退したばかりの光太郎、光太郎の元恋人である瑞月、瑞月の留学仲間で拓人たちと同じアパートに住む理香と同棲中の隆良は、就活対策のため度々集まるようになる。彼らのやりとりやツイッターのつぶやきから垣間見える、迷い、恋愛、友情、自意識、本音……。就活という試練の中で「自分」という存在と「生きていくこと」に直面し、懸命にもがく若者たちの姿をリアルに描き出した作品だ。」
2013年直木賞受賞作品。
ツイッターのつぶやきが大切な要素になっている作品で、その中に本音とか建て前とか色々なものが詰まっていて面白かったです。
しくみを知らないのでわからないこともありましたが、就活の大変さはよくわかるし、それに合わせて何とか乗り切って行かなくてはいけない、そのために色々な醜さがでてきてしまうとこらへんの痛さもわかる作品でした。
ラストでえらい展開になってビックリだったんですが、後味はほんとに悪いです。
「同じ大学に通う5人の学生が、就職活動を通して自分が「何者」であるかを模索していく物語」←そうなんですが、そんなやさしいもんじゃあありませんでした。


今野 敏 「自覚」
短編集でした。
大森署の署長竜崎が主人公・・・ではありませんが、各編における「竜崎の半端ない存在感」はスカッとします。
スカッとしましょう、スカッと!

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