戌井 昭人 「どろにやいと」
「亡き父の後を継ぎ、万病に効くお灸「天祐子霊草麻王」を行商する「わたし」は、父の残した顧客名簿を頼りに日本海沿いの村を訪れる。土地の老人達、雑貨店のホットパンツの女、修験道者姿の謎の男……。人里離れた村で出会う人々は一癖も二癖もありそうな人たちばかり。やがて、帰りのバスに乗り遅れた「わたし」は、この村で一泊することになるのだが……。 」
読み始めて、これがどなた様にもおススメ?とちょっと思ったので、紹介してくださった方のブログを見に行ったら、どなたさまにもおススメのは、この本と一緒に紹介されていたもう一冊の方でした(笑)
なんか、ゆるく怖く、ゆるく面白く、ゆるく不思議。
で、何?って感じだったんですが。
ですが、読み終えて、嫌いじゃないなと思いました。
「異界に踏み込む」というような紹介の言葉が所々で書かれてありましたが、そんなたいそうなものじゃないです。
同時収録の「天秤皿のヘビ」
短編なのであっという間に終わり、それがまた、何?って感じな終わり方。
これで終わり?ここからじゃないの?という気持ちになりました。
ゆるく悲しく、ゆるく空虚、そんな感じでした。
「亡き父の後を継ぎ、万病に効くお灸「天祐子霊草麻王」を行商する「わたし」は、父の残した顧客名簿を頼りに日本海沿いの村を訪れる。土地の老人達、雑貨店のホットパンツの女、修験道者姿の謎の男……。人里離れた村で出会う人々は一癖も二癖もありそうな人たちばかり。やがて、帰りのバスに乗り遅れた「わたし」は、この村で一泊することになるのだが……。 」
読み始めて、これがどなた様にもおススメ?とちょっと思ったので、紹介してくださった方のブログを見に行ったら、どなたさまにもおススメのは、この本と一緒に紹介されていたもう一冊の方でした(笑)
なんか、ゆるく怖く、ゆるく面白く、ゆるく不思議。
で、何?って感じだったんですが。
ですが、読み終えて、嫌いじゃないなと思いました。
「異界に踏み込む」というような紹介の言葉が所々で書かれてありましたが、そんなたいそうなものじゃないです。
同時収録の「天秤皿のヘビ」
短編なのであっという間に終わり、それがまた、何?って感じな終わり方。
これで終わり?ここからじゃないの?という気持ちになりました。
ゆるく悲しく、ゆるく空虚、そんな感じでした。
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返却せず、読みました(^-^)/
伊藤 計劃 「虐殺器官」
SFです。
冒頭にちょっとえぐいシーンもあり、その後も出てくるんですが、始めに思ったほどの苦しさを感じることはなかったです。
進化がどうのこうのとか、良心がどうのこうのとか、考えながら読むとよけい頭がこんがらがりそうな気がしたので、あんまり考えずにさささーーーっと読みましたが、大体はわかります(笑)。
男子向き、なんていうと偏見と思われるかもしれないですが、そんな感じのする作品です。
映画も、ものすごく待ち遠しかったとか書いているファンの人がたくさんいて、それもものすごーくわかるような気がします。
とても緻密で固い印象なんですが、命に真正面から向き合った印象的ないい作品だと思いました。
荻原 浩 「母恋旅烏」
「元・大衆演劇役者の花菱清太郎が家族全員を巻き込んで始めたのは、レンタル家族派遣業。しかし、失敗に次ぐ失敗に借金はかさみ、いつのまにか火の車に。やがて、かつての義理で旅回りの一座に加わることになったが…。」
ほっとしたい時はこの人。
お笑いもちょっと入ってるし、特に後半の、大衆演劇に戻ってからみんながどんどん成長していくところ、読んでいて楽しくなってきます。
ちょっと意外だったのはお母さんのところ。
ふむ、そうかあ。。。
・・・・どうなったかというと、、、知りたい人は読んでください(^-^)/
伊藤 計劃 「虐殺器官」
SFです。
冒頭にちょっとえぐいシーンもあり、その後も出てくるんですが、始めに思ったほどの苦しさを感じることはなかったです。
進化がどうのこうのとか、良心がどうのこうのとか、考えながら読むとよけい頭がこんがらがりそうな気がしたので、あんまり考えずにさささーーーっと読みましたが、大体はわかります(笑)。
男子向き、なんていうと偏見と思われるかもしれないですが、そんな感じのする作品です。
映画も、ものすごく待ち遠しかったとか書いているファンの人がたくさんいて、それもものすごーくわかるような気がします。
とても緻密で固い印象なんですが、命に真正面から向き合った印象的ないい作品だと思いました。
荻原 浩 「母恋旅烏」
「元・大衆演劇役者の花菱清太郎が家族全員を巻き込んで始めたのは、レンタル家族派遣業。しかし、失敗に次ぐ失敗に借金はかさみ、いつのまにか火の車に。やがて、かつての義理で旅回りの一座に加わることになったが…。」
ほっとしたい時はこの人。
お笑いもちょっと入ってるし、特に後半の、大衆演劇に戻ってからみんながどんどん成長していくところ、読んでいて楽しくなってきます。
ちょっと意外だったのはお母さんのところ。
ふむ、そうかあ。。。
・・・・どうなったかというと、、、知りたい人は読んでください(^-^)/
遠田 潤子 「月桃夜」
「遠田」は「とおだ」と読むそうです。
第21回日本ファンタジーノベル大賞の大賞受賞作品だとか。
「奄美の海を漂う少女の元に、隻眼の大鷲が舞い降り、語り始めたある兄妹の物語。親を亡くし、一生を下働きで終える宿命の少年フィエクサと少女サネン。二人は「兄妹」を誓い、寄り添い合って成長したが、いつしかフィエクサはサネンを妹以上に深く愛し始める。。。」
江戸末期、薩摩藩の圧政の下にあった奄美大島では、砂糖が貨幣のようなものになっていて、薩摩藩に決まった砂糖を納められないと、ヤンチュと言われる農奴になってしまいます。
ヤンチュが子どもを産んだら、その子はヒザと呼ばれ、一生その身分から抜け出ることはできません。
そういう理不尽さがずーっと根底に流れていて、なかなか苦しい内容でもありました。
切ないお話でした。
伊藤 計劃 「虐殺器官」
伊藤計劃っていうと、ずっと前に一冊だけ、確か「ハーモニー」を読んだと思う。
でも、内容はさっぱり覚えていない。
ちょっと前、友人から「伊藤計劃って知ってるか?」と聞かれ、久しぶりに思い出したその名前。
今、彼の三部作がアニメ映画化されているらしく、「虐殺器官」を見てきたとか。
以下、その人の感想(ラインより抜粋:無断でごめんね~>友人)
「言語学と進化論、脳機能から人類が何故大量虐殺を犯してしまうのかを説明するんだけど、小説だけど、学説として検証する意義があるのでは?と思わせてしまう説得力がありました。10年ぶりくらいに原作読みたくなる映画でした」
「北朝鮮が崩壊して難民が押し寄せて来たら嫌だなみたいな心理が自分の中にあるけど、その普遍的なエゴイズムをえぐられる様に気づかされました。そのあたりの客観視とか洞察の末、ある意味真理かもしれない説が作品の中で展開されて、すごく引き込まれて見入ってしまった。ストーリーテラーとして、本当に高度ですね。見ている時は、本当に実証された学説かと錯覚してしまうほど」というものだから、ほんならまあ一回読んでみようかと借りてきたんですが。
・・・きっと最後まで読むと面白いというか、引き込まれるのかもしれんと思いました。
が、私、今、これを読む気分ではない、と思い、やめました(笑)
直接映画を観た方がいいかもしれん。
でですね、話は戻って、その友人が10年前に読みたいと思って読んだのは何なのかというと、神林長平とかいう作家らしい。
知らんなあ。
ほんならまあ、それも読んでみようかと思って適当に一冊早速予約、今日受け取りに行ってきたんですが、なんたること、えらい分厚い本じゃねーか。
ほんでもって、字がいっぱい。
会話文、ほとんどなし。
・・・えっ・・・なんか・・・ちょっと・・やだなっ・・・今読みたい気分じゃないな・・・
友人が読んだのは、私が借りたのとは違う作品のようなんですが。
それでですね、借りてきた神林長平さんの本、受け取った途端、読む自信が急速に萎んでしまったので、急遽、ここは軽~いゆる~いのが一冊、絶対必要だ、との強い思いから、もう一冊、借りてきたのです。
まずは、そちらから読もうと思います。
最後まで読まなかった本と、最後まで読まないかもしれない本の話でした。
「遠田」は「とおだ」と読むそうです。
第21回日本ファンタジーノベル大賞の大賞受賞作品だとか。
「奄美の海を漂う少女の元に、隻眼の大鷲が舞い降り、語り始めたある兄妹の物語。親を亡くし、一生を下働きで終える宿命の少年フィエクサと少女サネン。二人は「兄妹」を誓い、寄り添い合って成長したが、いつしかフィエクサはサネンを妹以上に深く愛し始める。。。」
江戸末期、薩摩藩の圧政の下にあった奄美大島では、砂糖が貨幣のようなものになっていて、薩摩藩に決まった砂糖を納められないと、ヤンチュと言われる農奴になってしまいます。
ヤンチュが子どもを産んだら、その子はヒザと呼ばれ、一生その身分から抜け出ることはできません。
そういう理不尽さがずーっと根底に流れていて、なかなか苦しい内容でもありました。
切ないお話でした。
伊藤 計劃 「虐殺器官」
伊藤計劃っていうと、ずっと前に一冊だけ、確か「ハーモニー」を読んだと思う。
でも、内容はさっぱり覚えていない。
ちょっと前、友人から「伊藤計劃って知ってるか?」と聞かれ、久しぶりに思い出したその名前。
今、彼の三部作がアニメ映画化されているらしく、「虐殺器官」を見てきたとか。
以下、その人の感想(ラインより抜粋:無断でごめんね~>友人)
「言語学と進化論、脳機能から人類が何故大量虐殺を犯してしまうのかを説明するんだけど、小説だけど、学説として検証する意義があるのでは?と思わせてしまう説得力がありました。10年ぶりくらいに原作読みたくなる映画でした」
「北朝鮮が崩壊して難民が押し寄せて来たら嫌だなみたいな心理が自分の中にあるけど、その普遍的なエゴイズムをえぐられる様に気づかされました。そのあたりの客観視とか洞察の末、ある意味真理かもしれない説が作品の中で展開されて、すごく引き込まれて見入ってしまった。ストーリーテラーとして、本当に高度ですね。見ている時は、本当に実証された学説かと錯覚してしまうほど」というものだから、ほんならまあ一回読んでみようかと借りてきたんですが。
・・・きっと最後まで読むと面白いというか、引き込まれるのかもしれんと思いました。
が、私、今、これを読む気分ではない、と思い、やめました(笑)
直接映画を観た方がいいかもしれん。
でですね、話は戻って、その友人が10年前に読みたいと思って読んだのは何なのかというと、神林長平とかいう作家らしい。
知らんなあ。
ほんならまあ、それも読んでみようかと思って適当に一冊早速予約、今日受け取りに行ってきたんですが、なんたること、えらい分厚い本じゃねーか。
ほんでもって、字がいっぱい。
会話文、ほとんどなし。
・・・えっ・・・なんか・・・ちょっと・・やだなっ・・・今読みたい気分じゃないな・・・
友人が読んだのは、私が借りたのとは違う作品のようなんですが。
それでですね、借りてきた神林長平さんの本、受け取った途端、読む自信が急速に萎んでしまったので、急遽、ここは軽~いゆる~いのが一冊、絶対必要だ、との強い思いから、もう一冊、借りてきたのです。
まずは、そちらから読もうと思います。
最後まで読まなかった本と、最後まで読まないかもしれない本の話でした。
乾 ルカ 「たったひとり」
「なぜ俺たちは戻ってきてしまうんだ!?半壊したラブホテル。廃墟探索サークルの男女5人を襲うタイムループ。極限状況で剥きだしになるエゴ、渦巻く愛憎。悪夢を脱するため、たったひとりの犠牲の山羊となるのは誰か?驚愕の新感覚ホラー。」
男女5人それぞれのキャラクターはちょっと極端すぎるなあと気になりつつ、最後まで読みました。
後味の悪い終わり方で、うーむ、でした。
それにしても、美人で頭もよくて、なんていう女子の怖いこと怖いこと。
「秋穂ちゃんのカシスオレンジ(だったっけな?)がまだ来てないわ」の箇所では、そうやねん、おるねん、そんなやつ、ととっても共感してしまったのは、もてないヤツの僻みということで。
今野 敏 「隠蔽捜査」
前に読んだかもなーと思って借りて来たら、やっぱり読んでました。
それでもなかなか読みごたえあり。
ラストらへんの竜崎と伊丹のやりとりは迫力満点で、さすが東大卒の竜崎!
いやいや、そうじゃないな。
息子の麻薬使用問題を絡め、ちょっと揺らいだりしながらも、何かを貫こうとする姿勢はカッコイイなあと思いました。
奥さんの一言もバッチリで、好きかも。
「なぜ俺たちは戻ってきてしまうんだ!?半壊したラブホテル。廃墟探索サークルの男女5人を襲うタイムループ。極限状況で剥きだしになるエゴ、渦巻く愛憎。悪夢を脱するため、たったひとりの犠牲の山羊となるのは誰か?驚愕の新感覚ホラー。」
男女5人それぞれのキャラクターはちょっと極端すぎるなあと気になりつつ、最後まで読みました。
後味の悪い終わり方で、うーむ、でした。
それにしても、美人で頭もよくて、なんていう女子の怖いこと怖いこと。
「秋穂ちゃんのカシスオレンジ(だったっけな?)がまだ来てないわ」の箇所では、そうやねん、おるねん、そんなやつ、ととっても共感してしまったのは、もてないヤツの僻みということで。
今野 敏 「隠蔽捜査」
前に読んだかもなーと思って借りて来たら、やっぱり読んでました。
それでもなかなか読みごたえあり。
ラストらへんの竜崎と伊丹のやりとりは迫力満点で、さすが東大卒の竜崎!
いやいや、そうじゃないな。
息子の麻薬使用問題を絡め、ちょっと揺らいだりしながらも、何かを貫こうとする姿勢はカッコイイなあと思いました。
奥さんの一言もバッチリで、好きかも。
藤崎 翔 「神様の裏の顔」
第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作
「神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。」
そのお通夜の席に居合わせた、それまで全く見ず知らずの人達の話によって展開していく話。
坪井誠造は本当はどんな人物だったのか、という興味を持たせながら、話がコロッコロッと変わっていく面白さがありました。
話の進んでいく方向は大体わかり、ちょっとこの辺が怪しいというところまでは予想はあたりましたが、そうくるか、という内容でした。
おいおい、そんな隠し玉もってたんかい、次はどうくる?と思わせます。
元お笑い芸人さんの作品ということで、ちょこっと含まれているお笑いがよかったです。
浅井 まかて 「眩(くらら)」
「北斎の娘にして「江戸のレンブラント」天才女絵師・葛飾応為の知られざる生涯」
読みながらどんな絵だったのかをネットで検索して、その素晴らしさにびっくり。
「吉原格子先之図」は、本の装丁に使われているのでずっと目にすることができるのですが、その絵がまた素晴らしいのなんのって。
今まで富嶽三十六景とか、今まであんまり好きじゃなかったんですが、この本を読んで変わりましたよ。
北斎も魅力的に描かれていてよかったです。
貫井 敏郎 「慟哭」
第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作
「神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。」
そのお通夜の席に居合わせた、それまで全く見ず知らずの人達の話によって展開していく話。
坪井誠造は本当はどんな人物だったのか、という興味を持たせながら、話がコロッコロッと変わっていく面白さがありました。
話の進んでいく方向は大体わかり、ちょっとこの辺が怪しいというところまでは予想はあたりましたが、そうくるか、という内容でした。
おいおい、そんな隠し玉もってたんかい、次はどうくる?と思わせます。
元お笑い芸人さんの作品ということで、ちょこっと含まれているお笑いがよかったです。
浅井 まかて 「眩(くらら)」
「北斎の娘にして「江戸のレンブラント」天才女絵師・葛飾応為の知られざる生涯」
読みながらどんな絵だったのかをネットで検索して、その素晴らしさにびっくり。
「吉原格子先之図」は、本の装丁に使われているのでずっと目にすることができるのですが、その絵がまた素晴らしいのなんのって。
今まで富嶽三十六景とか、今まであんまり好きじゃなかったんですが、この本を読んで変わりましたよ。
北斎も魅力的に描かれていてよかったです。
貫井 敏郎 「慟哭」
「連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。」
幼女連続殺人事件と新興宗教に引き込まれていく男の話が一章毎に描かれています。
新興宗教の話がなぜ間に挟まっているのかを不思議に思いながら読んでいくのですが、ある個所にきてこの二つが接点がわかり、あ~そういう事だったのかとドキッとし、そしてものすごい哀しみに襲われてしまいました。
ラストもまた驚くべきものでした。
私にしては珍しく予想が当たってしまったためにビックリ度は少し減ってしまったのですが、わからないまま読んでいたら、えーーーー!!となると思います。
なぜ予想が当たったかと言うと、大分前に読んだ、大好きなある小説を思い出したからです。
題名を言うとネタバレっぽい感じがするから、言いたいけどやめておこう。
伊東 潤 「城を噛ませた男」
戦国時代の短編ものでした。
二つ目の「鯨のくる城」で、鯨漁のことがさらっと出てきて、そういえばちょっと前に読んだ「巨鯨の海」が面白かったなーと思い出してたら、しばらくしたらまだ鯨漁の展開になり、そこでやっと、この作品が「巨鯨の海」と同じ作家だったことを思い出しました。
どんだけおバカなんでしょう、私って。
登場人物多いので名前がわからなくなってくるんですが、あんまり気にせずとっとと詠むべし。
あんな策略とかこんな策略とか裏切りとか、、、もう戦国時代って大変。
5編とも面白かったです。
井岡 瞬 「代償」
平凡な家庭の小学生・圭輔は、ある事故をきっかけに遠縁の同級生・達也と暮らすことになり、一転、不幸な境遇に陥る。寿人という友人を得て苦境を脱し、長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込んだ。。
自分とは人種の違う人間、というのが自分の周りにいるかな、と考えてみて、直接関係はないけれど、仕事先の〇〇組の人なんかは、ある意味その手の部類に入るかもしれんと思ったりしながら読みました。
でも、少なくとも達也みたいなヤツはおらんと思う。
そのことがとても幸せに思えました。
気持ち悪い話でもありましたが、最後まで展開が気になって、だだだっと読めました。
萩原 浩 「誘拐ラプソディー」
先日まで読みかけていて後回しにした本です。
198ページの、
「篠宮とは目を合わさないようにして、さりげなく近づき、すれ違いざまに、スリ師のような素早さでブツを手渡す。篠宮が受け取ったブツをスーツのポケットの中にするりと滑り込ませた。
〇〇〇〇〇〇〇だ。」
〇部分はネタバレ?みたいになるような気がしたので、伏字にしました。
この部分で吹き出してしまい、後は一気に読めました。
実に面白かったです。
いや、投げ出さずに読んでよかった、よかった。
戦国時代の短編ものでした。
二つ目の「鯨のくる城」で、鯨漁のことがさらっと出てきて、そういえばちょっと前に読んだ「巨鯨の海」が面白かったなーと思い出してたら、しばらくしたらまだ鯨漁の展開になり、そこでやっと、この作品が「巨鯨の海」と同じ作家だったことを思い出しました。
どんだけおバカなんでしょう、私って。
登場人物多いので名前がわからなくなってくるんですが、あんまり気にせずとっとと詠むべし。
あんな策略とかこんな策略とか裏切りとか、、、もう戦国時代って大変。
5編とも面白かったです。
井岡 瞬 「代償」
平凡な家庭の小学生・圭輔は、ある事故をきっかけに遠縁の同級生・達也と暮らすことになり、一転、不幸な境遇に陥る。寿人という友人を得て苦境を脱し、長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込んだ。。
自分とは人種の違う人間、というのが自分の周りにいるかな、と考えてみて、直接関係はないけれど、仕事先の〇〇組の人なんかは、ある意味その手の部類に入るかもしれんと思ったりしながら読みました。
でも、少なくとも達也みたいなヤツはおらんと思う。
そのことがとても幸せに思えました。
気持ち悪い話でもありましたが、最後まで展開が気になって、だだだっと読めました。
萩原 浩 「誘拐ラプソディー」
先日まで読みかけていて後回しにした本です。
198ページの、
「篠宮とは目を合わさないようにして、さりげなく近づき、すれ違いざまに、スリ師のような素早さでブツを手渡す。篠宮が受け取ったブツをスーツのポケットの中にするりと滑り込ませた。
〇〇〇〇〇〇〇だ。」
〇部分はネタバレ?みたいになるような気がしたので、伏字にしました。
この部分で吹き出してしまい、後は一気に読めました。
実に面白かったです。
いや、投げ出さずに読んでよかった、よかった。
だからこそ冷静に!
とコメントを頂いたんですが、わかってるんだけどな、、という一日になってしまいました。
明日は休みなので、それを機に気持をちを切り替えるか。
しゃあない。
さて、気分直しにずっと前の読書記録を。
斉木 香津「踏んでもいい女」
東野 圭吾 「天空の蜂」
奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……
この作品、かなり前のものなんですね。
ビックリです。
原発の説明がたくさん書いてあって、ちょっと疲れている時は読むのが面倒くさいなと思うこともありましたが、軽水炉とか高速増殖炉とか、ただ耳に覚えのあるだけの言葉の中身とかもわかりました。
子どもを助けるシーンは一つの山場ですね。
映画ではどうやって撮影したのかな。
事件のことを知った世間の人々の色々な「反応」が、色々な会話の形で出てきます。
私達のよーく知っている反応です。
萩原 浩 「誘拐ラプソディー」
この本はまだ途中です。
半分くらい読んだところで期限に間に合わず、延長。
でも、その時に別の本を3冊借りてきたので、この本は後回しにしてしまいました。
「たっぷり笑えてしみじみ泣ける」と紹介されてるんですが、前半をよんだところでは、この程度では私は笑えん、と思い、なかなか進まず。
もうやめよかと思い始めた真ん中辺りから、ちょっとだけ、面白さを感じました。
さて、私はこの本を読み終えることができるのでしょうか?
=====================
友だちからハガキが届き、また新しい本を紹介してもらったので、早速ネットの「予約」ではなく、「予約かご」に入れました。
「予約かご」とは何かというと、読んでみたいなーと思う本を入れておけるところです。
本の題名をクリックすると、今の予約状況とかが出るので、「まだまだ順番回ってこないからもっと後にしよう」と言う風に確認できるのです。
予約かごには、いまのところ10冊ぐらい入れてあるんですが、誰が面白いと言ってた本か、忘れてしまいました(笑)
とコメントを頂いたんですが、わかってるんだけどな、、という一日になってしまいました。
明日は休みなので、それを機に気持をちを切り替えるか。
しゃあない。
さて、気分直しにずっと前の読書記録を。
斉木 香津「踏んでもいい女」
見合い相手には、ずっと思い続けている貴子という年上の女性がいるらしい。真砂代はひょんなことからその貴子と知り合い、日中の限定で家事を手伝うようになる。」
で、だからと言ってその後どうなるかというと、特に大きな展開もなく、ラストも予想の範囲内でビックリというほどでもなく。
地味に面白いですが、、、
一番気になったのは、なんでこのタイトル?でした。
香納 諒一 「噛む犬」
新宿副都心の高層ビル群の一角に沖幹次郎、村井貴理子らK・S・P特捜部が駆けつける。植え込みから白骨死体が見つかったのだ。身元は警視庁捜査二課の溝端悠衣警部補。貴理子が敬意を寄せる先輩だった。死亡前の動向を探ると、未解決の轢き逃げ事件を単独捜査していた形跡が浮上。被害者は暴力団組員で、溝端は保険金の受取人である婚約者とも接触していた。彼女が突き止めようとしていたものとは?やがて警察組織と政財界の闇が口を開く―。
面白かったです。
食らいついたら絶対に離さない刑事の意地。
警察がどんな世界なのか、色んな本で知るたびに嫌になりますが、だからこそ、警察ものはいくらでも出てくるんでしょうね。
シリーズものらしいですが、全く知らずに読破。
また別の作品も読んでみたいです。
面白かったです。
食らいついたら絶対に離さない刑事の意地。
警察がどんな世界なのか、色んな本で知るたびに嫌になりますが、だからこそ、警察ものはいくらでも出てくるんでしょうね。
シリーズものらしいですが、全く知らずに読破。
また別の作品も読んでみたいです。
東野 圭吾 「天空の蜂」
奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……
この作品、かなり前のものなんですね。
ビックリです。
原発の説明がたくさん書いてあって、ちょっと疲れている時は読むのが面倒くさいなと思うこともありましたが、軽水炉とか高速増殖炉とか、ただ耳に覚えのあるだけの言葉の中身とかもわかりました。
子どもを助けるシーンは一つの山場ですね。
映画ではどうやって撮影したのかな。
事件のことを知った世間の人々の色々な「反応」が、色々な会話の形で出てきます。
私達のよーく知っている反応です。
萩原 浩 「誘拐ラプソディー」
この本はまだ途中です。
半分くらい読んだところで期限に間に合わず、延長。
でも、その時に別の本を3冊借りてきたので、この本は後回しにしてしまいました。
「たっぷり笑えてしみじみ泣ける」と紹介されてるんですが、前半をよんだところでは、この程度では私は笑えん、と思い、なかなか進まず。
もうやめよかと思い始めた真ん中辺りから、ちょっとだけ、面白さを感じました。
さて、私はこの本を読み終えることができるのでしょうか?
=====================
友だちからハガキが届き、また新しい本を紹介してもらったので、早速ネットの「予約」ではなく、「予約かご」に入れました。
「予約かご」とは何かというと、読んでみたいなーと思う本を入れておけるところです。
本の題名をクリックすると、今の予約状況とかが出るので、「まだまだ順番回ってこないからもっと後にしよう」と言う風に確認できるのです。
予約かごには、いまのところ10冊ぐらい入れてあるんですが、誰が面白いと言ってた本か、忘れてしまいました(笑)
伊東 潤 「天下人の茶」
「絢爛豪華たる安土桃山文化の主座を占める茶の湯。それは、死と隣り合わせに生きる武士たちの一時のやすらぎだった。茶の湯文化を創出した男とその弟子たちの生き様もまた、武士たちに劣らぬ凄まじさをみせる。戦国時代を舞台に繰り広げられる“もう一つの戦い”秀吉対利休。果たして実際の勝者はどちらなのか。傑作時代長編。 」
出てくる言葉、たとえば茶碗の種類とかがどういうものかわからないので、たまに検索しながら読みましたが、読み終えて、この世界の奥深さって凄まじいな、と感じました。
茶の湯がなぜ広がったのか、そういのもよくわかって面白かったです。
茶の湯にとって「悪くない」は「つまらない」と同義である。
人の侘びをまねるだけでは、己の侘びを見つけることはできないのです。
まあそういうことは何の世界においても同じなんでしょうが。
利休の弟子が何人か出てきて、各人の茶の湯との関わりが書かれており、それぞれ衝撃的でおもしろく、利休自身はちょっとしか出てこないです。
加納 朋子 「トオリヌケキンシ」
短編集でした。
が、最後でちょこっと繋がりも出てきます。
いろんな病気の人が出てきます。
はじめ、出てくる色々な病気は小説の為に作ったものなんだろうか?みたいにも思っていたのですが、「相貌失認」が出てきた時、本当にある病気なんだとわかりました。
話はどれも大げさすぎになることなく、ほわんとするような着地をします。
いい本でした。
「絢爛豪華たる安土桃山文化の主座を占める茶の湯。それは、死と隣り合わせに生きる武士たちの一時のやすらぎだった。茶の湯文化を創出した男とその弟子たちの生き様もまた、武士たちに劣らぬ凄まじさをみせる。戦国時代を舞台に繰り広げられる“もう一つの戦い”秀吉対利休。果たして実際の勝者はどちらなのか。傑作時代長編。 」
出てくる言葉、たとえば茶碗の種類とかがどういうものかわからないので、たまに検索しながら読みましたが、読み終えて、この世界の奥深さって凄まじいな、と感じました。
茶の湯がなぜ広がったのか、そういのもよくわかって面白かったです。
茶の湯にとって「悪くない」は「つまらない」と同義である。
人の侘びをまねるだけでは、己の侘びを見つけることはできないのです。
まあそういうことは何の世界においても同じなんでしょうが。
利休の弟子が何人か出てきて、各人の茶の湯との関わりが書かれており、それぞれ衝撃的でおもしろく、利休自身はちょっとしか出てこないです。
加納 朋子 「トオリヌケキンシ」
短編集でした。
が、最後でちょこっと繋がりも出てきます。
いろんな病気の人が出てきます。
はじめ、出てくる色々な病気は小説の為に作ったものなんだろうか?みたいにも思っていたのですが、「相貌失認」が出てきた時、本当にある病気なんだとわかりました。
話はどれも大げさすぎになることなく、ほわんとするような着地をします。
いい本でした。
北村 薫 「八月の六日間」
おもしろい本は1ページ目からおもしろい。
ある女性編集者が、何かあるたびに山に登るのです。
日帰りのハイキングではなく、何日かかけてする登山で、荷物の準備とか、山での宿泊とか、登山中の食べ物とか、それらの一つ一つが新鮮で面白かったです。
読み終えて、私も山に登って自然に圧倒されたいってすごく思いました。
話の中に昔のことがいくつか出てきます。
全部いい話なんですが、中でもプッチンプリンのエピソード、じーんとしました。
原田 マハ 「暗幕のゲルニカ」
「ピカソが愛人ドラ・マールと暮らす大戦前夜のパリ、ピカソを追いかける瑤子が生きる現代を交錯させながら、絵画の持つ力に迫っていく美術小説」
ゲルニカ誕生の頃と、9.11頃のアメリカとを行ったり来たりしてよむ構成になっており、ラストで二つの時代が少し絡み合います。
ピカソのことはドラの視点から書かれているので、彼女の苦悩とかはわかりましたが、ピカソ自身のことはあまりわかりません。
テロリストの登場にはビックリ、繰り返しが少し多いような印象もうけましたが、面白かったです。
一つだけ、315ページの「真筆」「真作」が気になりました。
おもしろい本は1ページ目からおもしろい。
ある女性編集者が、何かあるたびに山に登るのです。
日帰りのハイキングではなく、何日かかけてする登山で、荷物の準備とか、山での宿泊とか、登山中の食べ物とか、それらの一つ一つが新鮮で面白かったです。
読み終えて、私も山に登って自然に圧倒されたいってすごく思いました。
話の中に昔のことがいくつか出てきます。
全部いい話なんですが、中でもプッチンプリンのエピソード、じーんとしました。
原田 マハ 「暗幕のゲルニカ」
「ピカソが愛人ドラ・マールと暮らす大戦前夜のパリ、ピカソを追いかける瑤子が生きる現代を交錯させながら、絵画の持つ力に迫っていく美術小説」
ゲルニカ誕生の頃と、9.11頃のアメリカとを行ったり来たりしてよむ構成になっており、ラストで二つの時代が少し絡み合います。
ピカソのことはドラの視点から書かれているので、彼女の苦悩とかはわかりましたが、ピカソ自身のことはあまりわかりません。
テロリストの登場にはビックリ、繰り返しが少し多いような印象もうけましたが、面白かったです。
一つだけ、315ページの「真筆」「真作」が気になりました。
